サッカー日本代表はW杯のグループリーグ初戦で、堂安選手と浅野選手の劇的なゴールにより、W杯4度の優勝を誇る強豪ドイツに2対1で逆転勝利。「ドーハの奇跡」となりました。この試合について11月24日、元サッカー日本代表・加地亮さんに、毎日放送の河田直也アナウンサーが話を聞きました。

 (河田アナ)「日本やりましたね!」
 (加地さん)「やりました!」
 (河田アナ)「きのう、よんチャンTVに出演いただいて、『1対0で日本が勝つ』と予想されました。点数は違いますが、1点差で日本が勝つというのはまさにその通りになりました」
 (加地さん)「最高の歴史的瞬間ですね」

 ではなぜ格上といわれるドイツに日本は勝つことができたのでしょうか?

 (河田アナ)「解説していただきたいんですども。前半はまあ攻められましたね。強いなドイツと思いました」
 (加地さん)「まあ攻められました。選手も言っていましたけれど、リスペクトしすぎたのかな。ちょっと見過ぎたというのがあったので、下がり過ぎた。前線がいけなかったので、ボールを運ばれて、決定機が多く作られた。さらにPKですけれども1点取られたということで、これはダメだという頭の中で監督・森保さんもシフトチェンジしないといけない」

 そこで後半に入り日本は大幅にシステムを変更。これが勝利への大きなポイントとなったと加地さんは言います。

 (河田アナ)「最初はDF4人だったのに3人にして。なんかDFが薄くなってる気がするんですけれど」
 (加地さん)「ドイツの3バックに対して3枚のFWで合わせた。ここで点を取っちゃおうと」

 攻撃的なシステムへの変更。待望のゴールは相手DF4人に対して5人で攻撃をしかけることで生まれました。

 (加地さん)「ここを南野選手が走ってクロスをあげて、ノイヤー選手が弾いて、堂安がゴール。このシステムでこの5トップには利点があってのゴールが生まれた」
 (河田アナ)「攻めが多い分、非常にリスクはあるわけですよね」
 (加地さん)「ものすごいリスクがあります。本当に大胆な采配だったと思います」
 (河田アナ)「前半を見て森保監督がかなり思い切ったシステム変更を行ったということですか」
 (加地さん)「そうですね」

 (河田アナ)「内心どう思っていたんですか?番組で予想した『1対0で勝利』いけると思っていたんですか?」
 (加地さん)「いや、1対0は、いけると思わなかった…」
 (河田アナ)「ちょっと大きく言い過ぎた?」
 (加地さん)「ちょっと大きく言い過ぎた…。ほんまは引き分けやと…」