滋賀県は、新型コロナウイルスに感染した“介護が必要な高齢者”専用の宿泊療養施設の運用を始めました。

 大津市にあるのが、ホテルの宴会場などを改装したコロナ患者の宿泊療養施設です。今年5月に運用が始まり、5月13日時点は、軽症で介護や介助が必要な高齢者8人が療養しています。施設は軽症患者が対象で、看護師と介護士が常駐。県によりますと、こうした介護などが必要な患者専用の宿泊療養施設は全国初だということです。

 施設では、患者に合わせた食事メニューが組まれていたり、人が通ると感知するセンサーが設置され徘徊にもすぐ対応できる態勢がとられたりしています。滋賀県では原則、中等症以上しか入院できず(※基礎疾患ありの人を除く)、介護が必要な軽症患者を施設で受け入れることで家族の負担を軽減するなどの狙いがあります。施設にいる高齢者は次のように話します。

 (入所者)
 「スタッフの方が親切で、私たちは何もすることがない。今後も入所される方は、安心して入所できるのではないかと思っています」

 (滋賀県の感染症対策課の担当者)
 「コロナ自体は軽症であるけども身の回りの手助けが必要な方が安心して療養いただける、病院以外の場所をつくれないかと」

 施設内で体を動かす環境をつくるなど高齢者の体力を維持するサポートもしたいとしています。