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滋賀県警本部長『決裁の押印なく手書きサイン』無罪否定書面の提出 湖東記念再審無罪

更新:2021/11/25 16:04

 滋賀県警が、再審で確定した無罪判決を否定する書面を裁判所に提出していた問題で、県警側はこの書面を本部長の決裁を取らずに提出していたことが分かりました。

 滋賀県東近江市にある「湖東記念病院」の元看護助手・西山美香さんは、入院患者の死亡を巡り再審で無罪が確定し、国や県に損害賠償を求めて訴えを起こしています。

 この裁判で、県警側は無罪判決を否定する書面を提出して、今年9月に当時の本部長らが謝罪しましたが、弁護団が書面を情報公開請求したところ、裁判所に提出した翌日に「了承した」とする担当者の手書きのサインは記載されているものの、本部長の押印はなかったということです。

 弁護団は、「口頭で事後承認せざるを得なかったものとみられ、組織の体をなしていない」と批判しています。

 県警は取材に対し、「規定上問題はなかった」としています。


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