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「大日如来」を宇宙に打ち上げて願い事や遺影データも送信 醍醐寺“星に願いを”計画

更新:2021/07/21 20:11

 アマゾン創業者の宇宙飛行成功が話題となっていますが、古都・京都でも壮大な計画が進んでいます。

 京都の世界遺産・醍醐寺で7月21日に営まれたのは「宇宙法要」。醍醐寺はベンチャー企業「テラスペース」と共同で、「大日如来」のミニチュアなどを搭載した小型の人工衛星を打ち上げ、宇宙に寺院を創るプロジェクトを進めています。名づけて「浄天院劫蘊寺」。

 (醍醐寺 仲田順英統括本部長)
 「ご遺徳を今で言うデータにいたしまして、しっかりと人工衛星でお預かりをして、いつでもお参りできるようにする」

 このプロジェクトでは、一般の人から受け付けた願い事や故人の戒名や遺影などをデータ化。「劫蘊寺」に送信するなどして、「劫蘊寺」は宇宙空間に向かって光線を照射しながら地球の衛星軌道上を周回します。まさに“星に願いを”託す世界が実現するのです。

 宇宙空間での位置を確認できるアプリも開発中だということで、願い事などは宗派を問わず全国各地の寺院で受け付けたいとしています。

 (醍醐寺 仲田順英統括本部長)
 「お寺という役割はもっと広義に受け止めていただけたらいいかなと思います。通信の一役を担うのもお寺の役割」

 「浄天院劫蘊寺」は順調にいけば2023年後半に宇宙に打ち上げられます。


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