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父鳥なくし別のペアに育てられた“全国初のコウノトリ3羽”放鳥し大空へ 

更新:2021/07/20 19:15

 父鳥をなくし、別のペアに育てられたコウノトリの放鳥が行われました。

 地元の小学生たちが木箱を開けると、勢いよく大空に羽ばたくコウノトリ。7月20日に放鳥されたのは、父鳥を事故で失い別のコウノトリのペアに育てられた全国初のコウノトリ3羽です。

 通常、コウノトリの子育ては雄と雌が交互に巣を守りますが、今年4月に父鳥が交通事故にあったとみられる傷を負って死にました。母鳥だけでは餌をとりに巣を離れた際、外敵にヒナを攻撃されるおそれがあることから、兵庫県朝来市から県立コウノトリの郷公園へ保護の依頼があり公園のベテランペアがヒナを飼育していました。

 (放鳥を見に来た子ども)
 「順調に育ってて嬉しかった」
 「すごくきれいだし、改めて幸せを運ぶコウノトリだと感じました」

 コウノトリの郷公園によりますと、2005年以降に狩猟用のわなや交通事故などによるコウノトリの死傷事案が147件発生していて、朝来市や豊岡市では、看板を道路沿いに設置して注意を呼びかけています。

 (県立コウノトリの郷公園 足立宰副園長)
 「絶滅したコウノトリが今200羽まで増えましたから、今後も増やしていきたいなと思いますので、ぜひ共生ができる社会づくり、環境づくりに皆さんの協力をぜひお願いしたいと思います」


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