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交番襲撃事件の被害警察官「病気理由にせず説明を」弁護側は無罪主張『責任能力なし』

更新:2021/07/19 18:34

 2019年に大阪府吹田市の交番で男性巡査(当時)を包丁で刺して拳銃を奪ったとして強盗殺人未遂などの罪に問われた男の裁判員裁判が始まり、男は「たぶん僕がやったであろうとは思いますが、正直よく分かりません」と述べました。

 起訴状によりますと、東京都品川区の無職・飯森裕次郎被告(35)は、2019年6月に吹田市の交番の前で男性巡査(当時)の胸などを何度も包丁で突き刺すなどして拳銃を奪った強盗殺人未遂などの罪に問われています。

 今年7月19日に大阪地裁で行われた裁判員裁判に、飯森被告は腰を深く折って入廷しました。裁判では「たぶん僕がやったであろうとは思いますが、正直よく分かりません」と述べました。弁護側は起訴内容については争わず、「被告は事件当時は統合失調症で責任能力がなかった」と無罪を主張しました。

 一方、検察側は冒頭陳述で「被告は服を着替えて逃走するなど責任能力が全く無かったとはいえない」と述べました。

 また裁判には、被告に刺されるなどした大阪府警の古瀬鈴之佑巡査長も証人として出廷して、「病気を理由にせず、自分の口で動機を説明してほしい」などと訴えかけました。

 判決は8月10日に言い渡される予定です。


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