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大阪市の『オンライン学習』についての調査で保護者186人の63%が否定的な回答

更新:2021/07/19 18:03

 緊急事態宣言が出されていた間に大阪市立の小中学校で行われた『オンライン学習』について、有志の保護者らが行ったアンケートの結果が発表されました。

 アンケートはインターネットで行われ186人の保護者から回答がありました。このうち63%が、オンライン学習は子どもの学習に「よくなかった」または「全くよくなかった」と回答したということです。なぜこのような結果になってしまったのでしょうか。

 (大阪市 松井一郎市長 4月21日)
 「子どもたちの学ぶ権利を確保した上で、ありとあらゆるニーズに対応していこうという、その一つがオンラインということです」

 3度目の緊急事態宣言となった今年4月から5月にかけて、大阪市立の小中学校では感染対策のため、対面とオンライン学習を組み合わせた授業が行われました。

 今年5月、実際にオンライン授業を受けていた児童の様子を取材した際も、途中でネットワークが切断されてしまうなど、なかなかうまくいかない様子でした。

 アンケートでは、双方向のオンライン学習が「毎日あった」と回答した保護者は8.2%にとどまり、17.9%が「1回のみ」、31.5%が「なかった」と回答しています。こうした状況に保護者からは「オンライン授業に慣れる時間もなかった」という声があがりました。

 (大阪市立の小中学校の保護者)
 「お試しみたいな感じで終わってしまった状態が見受けられます。操作することに慣れられるように、授業の中にも組み込んでいただくことが、助けになるのではないかなと思います」

 アンケートでは、「普段より集中して授業を受けられた」とオンライン授業を評価する声がある一方で、「リコーダーの授業の時は近所迷惑にならないかハラハラした」といった意見もあったということです。

 様々な課題が見えたオンライン学習。アンケートを実施した保護者らは結果と要望書を大阪市教育委員会に提出しました。大阪市教育委員会は「今回の意見を踏まえて改善策を検討していきたい」としています。


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