≪関西のニュース

『報酬800万円を受け取った』近大元教授が領収書偽造の見返りに共犯の男に支払いか

更新:2021/06/11 18:11

 近畿大学医学部の元教授らが、領収書を偽造するなどして大学から経費をだまし取った疑いで逮捕された事件で、偽造を持ちかけたのは元教授だったとみられることが関係者への取材で分かりました。

 6月11日に大阪地検へ送検されたのは、近畿大学医学部法医学教室の元教授・巽信二容疑者(66)と医療機器販売会社の元社員・藤戸栄司容疑者(52)です。

 2人は医療品などを購入したように装い、大学から経費約1700万円をだまし取るなどした詐欺などの疑いがもたれています。

 巽容疑者が実際に近畿大学医学部に提出したとされる領収書には、藤戸容疑者が勤務していた医療機器販売会社の社印に似せた偽の社印が押されています。いったい誰が押印を偽造したのでしょうか。

 複数の関係者によりますと、藤戸容疑者は巽容疑者から「再就職先を紹介するので偽の社印をつくって欲しいと言われた」などと話していて、報酬として巽容疑者から“700万円~800万円を受け取った”と説明しているということです。

 逮捕前の調べに対して、巽容疑者は「藤戸容疑者にだまされた」と容疑を否認していたということです。

 関係者によりますと、約10年前から同様の手口でゴルフ用品や家族の携帯電話代など経費約5000万円を大学から不正受給していたとみられていて、警察が捜査を続けています。


最近の関西ニュース