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『大阪産ワクチン』現状は?実用化めど立たず…一方で“DNAワクチン”の特徴に期待

更新:2021/06/09 18:16

 まだ実用化に至っていないいわゆる『大阪産ワクチン』。開発を進める大阪大学大学院の森下竜一教授は、実用化のめどについて「現時点でははっきり言えない」と話しました。

 ベンチャー企業「アンジェス」とともに大阪産ワクチンの開発を進める大阪大学大学院の森下教授。当初“2020年の秋には実用化か”と言われていたワクチンの実用化のめどについて会見で報告しました。

 (大阪大学大学院 森下竜一教授)
 「残念ながら現時点でいつというのははっきり言えません。(政府方針で)もし海外での試験が必要になるということになれば、東南アジアの国を中心に数万人の試験が必要となると、これはかなり時間がかかる」

 世界に比べて周回遅れとも言われる日本のワクチン開発ですが、一方で森下教授は、DNAワクチンは変異株への対応がしやすく、開発を続けることが重要だと話しました。

 (大阪大学大学院 森下竜一教授)
 「ひとつは副反応が少ない。もうひとつはDNAワクチンは非常に安定なので、長期の保存が可能になります。(ファイザー社などの)RNAワクチンは半年程度ですが、DNAワクチンでは少なくとも5年以上もちます。変異株に対する備蓄という点では一番有効性が高いかなというふうに思っています」


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