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アセトアミノフェン含む解熱剤が品薄…接種に備え? 医師「ほかの解熱剤でも十分」

更新:2021/06/09 19:35

 新型コロナウイルスワクチンの接種が進む中、薬局では一部の解熱剤が品薄になっているというということです。一体、どういうことなのでしょうか。

 大阪市都島区にある『ごとう内科クリニック』では、9日の午前、かかりつけの患者6人に1回目の接種が行われていました。クリニックの後藤浩之理事長によりますと、ワクチンの2回目の接種で、発熱の症状が起こりやすいといいます。

 (ごとう内科クリニック 後藤浩之理事長)
 「接種をした翌日から2日ぐらい、熱が出る方が多いですね。(発熱は)30代や40代の人が多かった。ただいろんな方に聞くと、高齢者でもまれですけど、熱が出る方もいます」

 ワクチン接種が進んでいる中、薬局の需要に変化が起きていました。大阪市北区にある薬局「ミック天神橋筋六丁目店」で品切れになっていたのは、発熱を抑えるための解熱剤です。

 (ミック天神橋筋六丁目店 武内真代店長)
 「(品薄は)予防接種が始まるころから。(販売元の)メーカーで欠品を起こしているみたいで、品薄になっているみたいです」

 ただし、一部の商品を除いては在庫が残っているようです。品切れをしていた解熱剤は「アセトアミノフェン」という薬の成分だけが含まれていたものでした。インフルエンザで高熱が出た際などに服用する薬です。

 (ミック天神橋筋六丁目店 武内真代店長)
 「『アセトアミノフェン製剤をください』と来られます、どうしても代表的な商品なので、品切れをしています」

 店には、アセトアミノフェンと他の成分を配合した薬もありますが…

 (ミック天神橋筋六丁目店 武内真代店長)
 「アセトアミノフェン(だけの薬を)を買いに来られる、何か一緒に入っているものではなくて、アセトアミノフェンの薬と聞いて来ているのでと」

 ごとう内科クリニックでも解熱剤の処方を求める患者が相次いだという後藤理事長。アセトアミノフェンではない市販の解熱剤でも十分、対応できると話します。

 (ごとう内科クリニック 後藤浩之理事長)
 「イブプロフェンとか、日本で売られているほかの解熱剤が効果が無かったり、副作用が出たりするデータもないので、過度に心配する必要は無いと個人的には思います」


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