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給付金不正『大学生64人に指示して6400万円』逮捕男“簡単にお金が手に入る”

更新:2021/06/08 18:06

 各地で新型コロナウイルスの『持続化給付金』を不正受給する事件が相次いでいます。滋賀県では不動産会社の社長らが、営業実態が無いにもかかわらず、個人事業主を装う手口で詐欺の疑いで逮捕されました。被害総額は数億円に上るとみられます。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、滋賀県草津市の不動産会社社長・須見浩規容疑者(34)と、滋賀県長浜市の会社員・丸山貴之容疑者(34)、熊本市の無職・福嶋仁美容疑者(24)の3人です。

 警察によりますと、須見容疑者らは去年7月に滋賀県内の男性(20代)と共謀して、営業実態が無いにもかかわらず、個人事業主を装って、新型コロナで収入が減った事業者に支給される国の持続化給付金を申請して、100万円をだまし取った疑いがもたれています。

 指示役は須見容疑者で、丸山容疑者が男性を仲介して、福嶋容疑者がウソの申請方法を教えていたということです。警察は被害総額は数億円に及ぶとみていますが、須見容疑者らの認否を明らかにしていません。

 一方、兵庫県では尼崎市の物品販売会社役員・山下渉容疑者(22)も詐欺の疑いで逮捕されました。山下容疑者は、去年5月~8月ごろにかけて、同じく詐欺容疑で逮捕された無職・土家佑都容疑者(20)や18歳~22歳の大学生ら64人に指示して、「水泳コンサルタント」や「野球教室」などと架空の事業者としてウソの申請を行わせていたということです。

 山下容疑者はのべ64回・約6400万円をだまし取った疑いが持たれていて、大学生ら64人も詐欺容疑で書類送検されるなどしています。

 警察の取り調べに対して、山下容疑者は「簡単にお金が手に入るのでやりました」と容疑を認めているということです。


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