≪関西のニュース

「一切関知していない」森友学園巡る補助金詐欺事件の控訴審 籠池被告ら再び無罪主張

更新:2021/06/07 18:20

 学校法人『森友学園』をめぐる国などの補助金詐欺事件で、2020年2月に有罪判決を言い渡された籠池泰典被告(68)と妻の諄子被告(64)の控訴審が、6月7日に大阪高裁で始まりました。

 控訴審が始まる前の6月4日、籠池泰典被告と妻の諄子被告はMBSの単独取材に応じました。1審判決が出てからの生活を聞いてみると…

 (籠池泰典被告)
 「犬を散歩したり、ご近所の人と話したり、楽しい1日を過ごしつつ、控訴審に向けて知恵を絞っていたという感じです」
 (籠池諄子被告)
 「祈りが深まりました。静かに自分と向き合う時間というか」

 学校法人森友学園の理事長だった泰典被告と妻の諄子被告は、大阪府豊中市での小学校建設における国の補助金や、運営していた幼稚園と保育園に関する大阪府と市の補助金計約1億7000万円をだまし取った詐欺などの罪に問われていました。

 1審は府と市の補助金について諄子被告を無罪としつつも、泰典被告に懲役5年、諄子被告に懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡し、弁護側と検察側の双方が控訴していました。

 (籠池泰典被告)
 「(国の)補助金だって私も家内も一切関知していない。トカゲのしっぽ切りをして、私たちが(拘置所に)300日入ったというのは一般的な刑事事件ではなくて、そうですね、こんな言い方をしたほうがいい『政治犯』」
 (籠池諄子被告)
 「お父さんは小学校を建てたかっただけで、詐欺をするために小学校を建てたんじゃないですから」

 そして、泰典被告は控訴審に臨む自らをこう表現しました。

 (籠池泰典被告)
 「梅雨中に新選組の心在り。元首相の安倍さんとか菅首相の自公連立政権。これに対して自分は日本の国を守る“新選組”でありたいと」

 そして、迎えた6月7日の控訴審。大阪府と市の補助金詐取について審理が行われました。検察側は府職員と諄子被告がやり取りしていたことを踏まえて、「補助金申請について諄子被告の指示はあった」などと主張。一方、弁護側は「補助金の申請は泰典被告が主体だった」として諄子被告の関与はないと主張しました。

 次回は6月21日で両被告への被告人質問が行われます。


最近の関西ニュース