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「オウム病」滋賀で5年ぶり確認…事業所の15人が集団感染か フンが感染源の可能性

更新:2021/06/07 16:15

 滋賀県は2021年3月~4月にかけて、鳥からヒトに感染する「オウム病」の感染を確認したと発表しました。疑い例を含めて15人が集団感染したとみられています。

 県によりますと、2021年4月に東近江市の民間事業所で発熱などを訴えた60代と40代の従業員の女性2人について、『国立感染症研究所』で検査をしたところ、オウム病に感染していたことが確認されたということです。

 同じ事業所では、2021年3月~4月にかけて他にも男女13人に同様の症状が見られたということで、県はオウム病に感染していた可能性が高いとみています。すでに全員が回復していて、これ以上の感染拡大の恐れはないということです。

 この事業所では3月下旬ころまで、出入り口付近にハトなどのフンがたまっていたということで、フンが感染源である可能性があるということです。

 滋賀県内でオウム病の感染が確認されたのは5年ぶりだということです。

 オウム病は鳥からヒトにうつる感染症で、主に鳥のフンに含まれる菌を吸い込むことで感染します。高熱や頭痛、関節痛などインフルエンザのような症状や肺炎症状のほか、深刻な場合は意識障害などを引き起こして死に至る場合もあり、2017年には国内で妊婦2人の死亡も確認されています。


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