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前校長に複数回“いじめ”報告あった…十分対応されず “教員いじめ”保護者会は紛糾

更新:2019/10/09 17:30

 神戸市立東須磨小学校で教員4人が後輩教員に対していじめを繰り返していた問題で、前校長に対して、今回の件に関与していない教員らから複数回のいじめを訴える報告が上がっていたことが新たに分かりました。

 この小学校では去年から今年にかけて30代から40代の教員の男女4人が、20代の男性教員に対し激辛カレーを目にこすりつけ無理やり食べさせるなどのいじめ行為を行っていました。

 【いじめ行為の動画】
 「いやや。辛いのなんて好きじゃないです。」(男性教員)
 「はよはよ。」(加害教員)
 「いやや。」(男性教員)

 男性教員は他にも買ったばかりの車の上に乗られたり、「アホ」「ボケ」などの暴言を浴びせられたりし、精神的に不安定になり今年9月から学校を休んでいます。加害教員4人は他にも後輩教員3人に対して、ポンコツを意味する「ポンちゃん」と呼んだり、セクハラ行為を行ったりするなど、いじめ行為を繰り返していました。学校側が10月3日に開いた保護者会では冒頭、校長が今回の一連の騒動について謝罪。いじめを見つけられなかった原因については『加害教員が学校内の中心的人物であった』と釈明しました。保護者会での録音音声です。

 【10月3日の保護者会の音声】
 「私の力不足でこのような大きなことが起こり、本当に申し訳ございませんでした。(加害教員)4人においては本校の中核教員で授業力・指導力共に力を持った先生で、私もその先生に教えてもらうことがあった。始めは後輩をかわいがる気持ちがあったと伺っていますが、それがいつの間にかパワハラに繋がっていったのではないかと考えています。」(校長)

 これに対して、保護者からは次々と不満や疑問の声が上がります。

 【10月3日の保護者会の音声】
 「ベテランの先生がこんなことをして唖然なんです。」(保護者)
 「子どもは先生の影響を受けると思います。家の中で子どものケアをどうしたらいいか今も不安です。」(保護者)
 「子どもたちに説明のしようがない。『いじめがあれば助けてあげなさい。手を差し伸べてあげなさい』と教えている親からしたら(子どもに)説明のしようがない。」(保護者)
 「去年から全く気付きませんでしたか?絶対にそれは無いと思います。何かしら問題が起きているんじゃないですか?蹴ったり足を踏んだりしているんでしょ?そんなことが気付かないとかあります?高校生とか小学生みたいなことあります?」(保護者)

 また新たな事実も明らかになりました。市教委などによりますと、前校長の在籍期間内である去年9月~今年3月までに、被害を受けた男性教員自身や今回の件に関与していない教員などから4人のいじめ行為を訴える複数回の報告が前校長へ上がっていました。しかし学校側は十分な対応などを行ってこなかったということです。

 被害教員は刑事告訴を検討しているということです。


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