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同志社大生ら逮捕 関電客に嘘つき無断で別会社契約…従業員約50人も多くは大学生か

更新:2019/09/11 17:15

 関西電力の顧客に嘘を言って無断で契約を解除させて別の電力会社と契約させたなどとして、同志社大学の学生ら2人が逮捕されました。2人の会社の従業員約50人はその多くが現役大学生とみられるということです。

 「午前11時、容疑者を乗せた車が伏見警察署に入ります。」(記者リポート)

 9月11日、特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは営業代行業「Lavect」の副社長・仲田勇輝容疑者(22)と、従業員で同志社大学の学生・前田純輝容疑者(21)です。警察によりますと2人は去年12月、別の21歳の大学生を関西電力の顧客だった22歳の男性宅に訪問させ「関西電力の契約者は3%から5%引き下げさせて頂きます。プランだけ変わります」などと嘘を言わせて、関電の契約を解約し、別の電力会社と契約させた疑いがもたれています。

 「Lavect」の従業員約50人の多くは大学生とみられ、少なくとも数百万円以上を売り上げていたということです。2人は営業トークのマニュアルも作成していました。また、顧客とのやりとりを動画で撮影し、成功したケースをスマートフォンで共有していたといいます。

 【マニュアルの内容】
 「3%~5%引き下げさせていただきます。費用がかかったりとか、工事とか解約が必要だとかは一切ない。」

 学生の街・京都では今年、現役大学生らがバーに女性を連れ込んで多額の負債を抱えさせ、返済のため性風俗店で働くように斡旋した事件があったばかりです。なぜ大勢の大学生が違法アルバイトに手を染めてしまうのでしょうか。街中で聞いてみるとこんな声が。

 「目先の利益というか、お金とかに目がいきやすい。欲しい物が多いので。あとはあんまり先のこと考えていないかな。自分もそうなんですけど今を生きている。」(大学生)

 同志社大学では正門横に立て看板を設置するなど、学生が犯罪に巻き込まれないよう注意を呼び掛けてきましたが、今回の事件を防げませんでした。新入生にオリエンテーションや啓発チラシの配布を行ってきた京都産業大では…

 「(SNSを)安易に使っているので入りやすいですよね。学生も気軽にやるので、犯罪に繋がっていると感じないと思う。」(京都産業大学学生部 西浩司事務部長)

 取り調べに対して仲田容疑者と前田容疑者は容疑を否認しているということです。


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