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報酬総額は2000万円…問題集執筆の兼業で大阪府警の警視正を処分

更新:2019/07/12 17:29

 警察官の昇任試験対策の問題集を執筆し、出版社から多額の報酬を受け取っていたとして、大阪府警の警視正が減給の懲戒処分を受けました。同様の問題は全国に広がっていて、兵庫と京都の警察官も所属長注意などを受けています。

 警察官の昇任試験対策の問題集を発行している東京都港区の出版社「EDUーCOM」は、全国の警察官に原稿執筆を依頼して報酬を支払っていました。大阪府警によりますと、刑事部参事官の男性警視正(58)は2015年から去年にかけて問題集を繰り返し執筆し、約880万円を受け取っていたということです。

 警視正は許可を受けていなかったため国家公務員法が禁じる兼業に当たるなどとして、減給10分の1(3か月)の処分を受けました。警視正への昇任前も含めると総額約2000万円を受け取っていたということで、警視正は「後輩の役に立つならと執筆の依頼を断り切れなかった」と事実関係を認め、すでに依願退職しています。

 このほか、兵庫県警は50代の男性警視4人を本部長注意や所属長注意に、京都府警も40代の男性警視と男性警部を所属長注意としています。いずれも「報酬の額や期間などを考慮し懲戒処分にしなかった」としています。


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