≪関西のニュース

【令和をよむ】東京五輪を狙うアーチェリー女子高生 始めて5年、強さの秘訣は

更新:2019/05/15 17:27

 来年に控えた東京オリンピック、神戸の女子高校生がアーチェリーでの出場を目指しています。競技を始めてわずか5年。西靖アナウンサーがその強さの秘訣に迫ります。

 (同級生)「すごい努力家」
 (同級生)「性格もよくて、勉強もできて」
 (監督)「集中力がすばらしい」

 同級生や顧問が絶賛する甲南女子高校3年でアーチェリー部所属の上原瑠果さん(17)。中学入学とともにアーチェリーを始めるとみるみる頭角を現し、これまでにインターハイなど4つの大会で優勝。18歳以下を対象としたユースオリンピックの日本代表に選ばれました。

 「(的の中心より外側の)赤いゾーンのところに3本入っているだけで、ほか全部(真ん中の)黄色のゾーンに入っています。びっくり!」(西アナ)

 オリンピックでは70メートル先にある直径122センチの的を目がけて矢を撃ちます。中心が10点で外にいくにつれて点数が低くなり、72射の合計得点を競います。西アナウンサーもやってみましたが、見た目よりかなり筋力が必要なことがわかりました。

 (西アナ)「(弓を引くだけで)指がものすごく痛いんですけど…高校の女子の選手が引く弓としては?」
 (上原さん)「重いですね」
 (西アナ)「そんなに筋肉ムキムキじゃないのに」
 (上原さん)「服を着ていたら、どうなっているかわからないってよく言われます」

 高校3年の上原さん、学校ではもちろんみんなと同じように授業を受けています。

 (西アナ)「どうですか勉強は?」
 (上原さん)「しんどかった…」

 アーチェリーでは決して見せない、おっちょこちょいなところもあると同級生が教えてくれました。

 (同級生)「かわいいところもあるんですよ。この前、お茶こぼして日本史の教科書べちょべちょになって、まっ茶色に変わってしまったという事件ですよ」

 上原さんがアーチェリーを始めたきっかけとはなんだったのでしょうか。中学に入る前は新体操をしていた上原さん。入学後、先輩らのデモンストレーションに心を射抜かれました。

 (上原さん)「体験入部で風船割ってて、楽しかったので」
 (西アナ)「私、向いてるかもって感じた?」
 (上原さん)「撃ち始めたのが同級生より早くて、その時はちょっと思いました。みんなよりできるのかなって…」
 (西アナ)「今、自分で言って恥ずかしいでしょ」
 (上原さん)「恥ずかしい…ははは」

 練習では、あまり間隔を開けず矢を撃ち続けます。もっと時間をかけると思っていましたが…。

 (上原さん)「下校時間とか早くて、“より早く多く”というのをずっとやっていて」

 下校時間は午後5時半。1時間半程度しか練習できません。ところが…

 (西アナ)「もっと練習したい?」
 (上原さん)「結構集中力がいるので、もう2時間とかはいらない。あったら一射一射怠けてしまうので…」
 (西アナ)「はー、なるほど!」

 この集中力がメンタルの強さにもつながっているようです。

 (上原さん)「緊張した時のほうが当たるし…ちょっと不安があっても、試合のほうが点数高くなる」
 (西アナ)「本番に強いタイプ?」
 (上原さん)「はい」
 (西アナ)「オリンピックへの道のりは見えてる?」
 (上原さん)「見えてるけど、まだ駄目かなって」
 (西アナ)「想像したらどんな気分?」
 (上原さん)「わくわくします。いろんな人が応援してくださってるんで、立って勝ちたいなと思いますね」


最近の関西ニュース