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大津・園児死傷事故から1週間 「子どもの安全をどう守るのか」模索続く

更新:2019/05/15 17:15

 滋賀県大津市の交差点で車2台が衝突し、園児2人が死亡した事故から1週間が経ちました。子どもの安全をどう守るのか、模索が続いています。

 「容疑者を立ち会わせて、警察が実況見分を行っています」(記者リポート)

 事故現場の大津市大萱6丁目の交差点では、午前9時半ごろから乗用車を運転していた新立文子容疑者(52)と軽乗用車を運転していた女性(62)を立ち会わせて実況見分が行われ、新立容疑者らが事故当時の状況を捜査員に説明しました。

 この事故では今月8日、直進していた軽乗用車が右折してきた乗用車と衝突し、そのはずみで散歩中の園児ら16人の列に突っ込んで2歳の園児2人が死亡、現在も2歳の男の子が意識不明の重体です。

 「心を察するに余りありますんで。1週間経ったからとか、そんなふうにはとても思えないですね」(献花に訪れた人)

 15日午後、大津市役所に民間保育園などの園長が集まり、散歩コースの点検が呼びかけられました。大津市は今月から7月にかけて約150の保育園などの散歩ルートを点検し、危険と判断された場所には防護柵を設置するよう国などに求める方針です。

 「(散歩を)やめるとかの話はないです。いかに安全なところを散歩するかが大事」(参加した園長)
 「ガードレールがない、歩道がないというところはたくさんあります。それはすでにわかっていたので、そこをさらにどうするか。1日で終わる話ではないです」

 独自に散歩コースの点検を進める園もあります。京都府久御山町では、京都府警が「さやまこども園」の園児140人に対し、交通安全教室を実施しました。園では散歩コースに危険な場所がないか、散歩マップを作成しています。小学校の通学路に比べ、交通事故の防止策が確立していないという園児らへの安全対策。現場では模索が続いています。


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