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医薬品盗んで転売し「月100万円の利益」 金の使い道は“高級クラブで豪遊”

更新:2019/04/15 19:28

 医薬品卸売会社の元社員が兵庫県内の3つの病院から医薬品を盗み出し転売していたとされる問題で、元社員はMBSの取材に対し窃盗を認め、1か月に最大100万円の利益を上げていたと話しました。

 今月12日、MBSは自宅に帰って来た男を直撃しました。

 Q.(医薬品を)盗んで転売したのは事実?
 「はい。医療関係のみなさまに対して申し訳ありませんでした」(元社員)

 男は疑惑を素直に認め、謝罪しました。大阪市の医薬品卸売会社「ケーエスケー」によりますと、納品担当だった元社員は、2004年からの11年間に取引先の兵庫県内の3つの公立病院から胃薬や降圧剤など合わせて1億1000万円相当の医薬品を盗んだ疑いがあるということです。元社員は盗んだ医薬品を転売。その金の使い道については…

 「飲食関係と趣味のゴルフに関する道具購入とか」(元社員)
 Q.一晩にいくらくらい使う?
 「人数によるけど、14万円〜15万円」

 高級クラブなどで豪遊していたといいます。では、1億1000万円相当もの医薬品をどうやって盗んだのでしょうか。納品担当だった元社員は取引していた病院の薬剤庫に自由に出入りできました。そこで、医薬品の在庫を管理するバーコードの読み取り機を不正に操作し、正規に出荷されたように見せかけていたといいます。元社員は盗み出した医薬品を宅配便で東京の卸売業者に送り、その転売利益を自分の口座に振り込ませていました。

 「月によってばらつきはあるが(振り込みは)だいたい80万〜100万円くらい」(元社員)
 Q.お金に困っていた?
 「いや、生活には困っていない。あくまで私個人の変な形の欲求。1回贅沢してしまって、それがどうしても抜けきれなかった」

 すでにケーエスケーを懲戒解雇となり、現在はアルバイトをしているといいいます。今後の賠償については…

 「どこまで返しきれるかわからないですけど、精一杯のことはしていかないといけない」(元社員)

 被害を受けた県立リハビリテーション中央病院などは、近くこの元社員を刑事告訴する方針です。


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