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特殊詐欺グループ拠点から8万人分の名簿 被害総額は数千万円以上か

更新:2018/07/12 19:28

 トラブル解決の費用名目で高齢者から現金をだまし取ろうとしたとして、男9人が逮捕されました。詐欺グループの拠点となった大阪のマンションの一室からは8万人分の名簿が押収されています。

 警察は11日、詐欺グループの拠点となった大阪市内2か所のマンションを捜索しました。詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、井口直哉容疑者(27)や奥緩容疑者(26)らあわせて9人です。井口容疑者らは、長崎や大分に住む80代の女性2人に消費者生活センターの職員などを装って電話をかけ、「あなたの名義が使われている。解決するには費用が必要だ」などとうそをつき、現金あわせて約1800万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。

 「特殊詐欺グループのアジトは街中にあるマンションでしたが、周辺の住民はその存在に気付くことはありませんでした」(柳瀬良太記者リポート)

 「この街中にですか?寝耳に水ですね、驚いています。」(周辺住民)

 警察はグループの拠点から高齢者の電話番号などが載った約8万人分の名簿のほか、携帯電話約30台、犯行の手口などを記したマニュアルなどを押収しました。被害総額は数千万円以上とみられていて、警察は指示役がいた疑いもあるとみて詐欺グループの実態解明を進めています。


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