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日大回答に納得せず アメフト問題で関学が会見

更新:2018/05/17 19:15

 関西学院大学のアメリカンフットボールの選手が日本大学の選手から悪質なタックルを受けけがをした問題で、関西学院大学は17日会見を開き日大の回答内容を明らかにしました。

 日本大学の回答書にはこう書かれていました。

 「指導者による指導と選手の受け取り方に乖離が起きていたことが問題の本質と認識している」

 悪質なタックルは、監督らの指導と選手の受け取り方に違いがあったことが原因だというのです。関学側は、この回答に納得していませんでした。

 「自分の厳しさと選手の受け取り方が乖離していたのなら、あの1プレー目でなぜベンチに戻して、そういうプレーしろと言ったのではないということができなかったのか」(関学アメフト部 鳥内秀晃監督)

 確かに2プレー目以降も反則を繰り返していた日大選手。これまで日大関係者への取材で、内田正人監督は「試合に出場したかったら1プレー目で相手のクオーターバックを壊してこい」などと反則をした選手に指示したといい、試合前後での発言が問題視されています。回答書ではこの件について…。

 「報道されております弊部監督が選手に対して発した発言も、規則に違反し関学選手を負傷させる意図は全くなく、選手全員に『厳しさ』を求め士気を上げるために行ったものでした」

 この回答に関学側は…。

 「現時点では私どもが求めている誠意ある回答とは判断しかねる。日大と関学は他の大学よりも深いつながりをもって懇親を続けている。そういうライバル関係にある中で、こういうことが起きたこと自体、そもそも信じられない」(関学アメフト部 小野宏ディレクター)

 日本のアメフト界に半世紀以上君臨してきた東の王者・日本大学と西の王者・関西学院大学。毎年12月に大学日本一を争う「甲子園ボウル」に、「青」のユニフォーム関学は51回「赤」のユニフォーム日大は34回出場、同点で両校優勝(1984年)など数々の名勝負を繰り広げました。

 「フットボール界の空は赤か青であったはずなんだ」(日大アメフト部 故・篠竹幹夫監督)

 日大のカリスマ的存在だった篠竹幹夫監督のあとを継いだのが内田正人監督でした。

 「厳しさというのは、(篠竹)監督の影響です。篠竹イズムがあって、今のチームがありますから」(日本大学 内田正人監督・2007年)

 日大は、プレーに至った経緯やそれまでの指導内容などを確認した上で、来週24日に改めて報告するということです。

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