10月7日のハマスによる攻撃で始まった軍事衝突。イスラエルはハマスが実行支配するパレスチナ自治区ガザへの激しい報復攻撃を続けていて、ガザ地区での死者は1500人に上っています。一方、イスラエル側はハマスによる攻撃でこれまでに少なくとも1200人が亡くなっています。緊張感が高まる情勢めぐり、中東ジャーナリストの池滝和秀さんは「イスラエル側の被害規模から考えて、今回何らかの行動に出ないと世論が収まらない」として、今後のイスラエルによる地上侵攻は「避けられない」「相当なダメージを与えるのでは」という見方を示しています。
(2023年10月13日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)
◎池滝和秀:中東ジャーナリスト 時事総合研究所の客員研究員 中東の紛争地などを現地で数多く取材