7月1日、香港返還25年の式典で中国の習近平国家主席は「一国二制度は世界が注目する成功を収めた」と胸を張りましたが、香港は国家安全維持法のもと、民主活動は弾圧され、かつての自由都市から監視社会へと中国化は確実に進んでいます。中国・北京の特派員経験を持ち、香港情勢に詳しいTBS武田一顯氏は、「2020年の国家安全維持法で中国批判は封殺され、香港の新たな行政長官就任で警察監視社会は強化されていくだろう」と言います。また反中的な思想を持つ外国人にとっては気軽な旅行先ではなくなり、「空港で帰らされる」だろうと話します。(2022年7月1日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)