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スカイマーク佐山会長のコロナ感染経験「家庭内感染」「10日後の急変」そして「キャッシュ・イズ・キング」

2021年02月15日(月)放送

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航空会社スカイマークの佐山展生会長。2020年12月、育休中で実家にいた自身の子どもから新型コロナウイルスに感染しました。その経験と今後の航空業界について話を聞きました。

家庭内感染し10日後に急変「本当に危険な病気」

(スカイマーク 佐山展生会長)
「経験から得た教訓は“家庭内感染を防ぐのは極めて難しい”ということと、とにかく10日ほど経ってから急速に悪化するので無理してはいけない。」

2020年12月14日に子どもが発熱し、15日に自身も発熱しました。会社には15日以降出社せず会議などはリモートで参加。12月17日には新型コロナウイルスの陽性が確定しました。そして18日以降は入院しますが、通常通りの仕事はできる状態だったといいます。しかし…。

(スカイマーク 佐山展生会長)
「25日金曜にシャワーを浴びてドライヤーで髪を乾かしていたらドライヤーがむちゃくちゃ重く感じてね。2回座ったんです、立っていられなくなって。熱も25日夜から39.4℃出たんですよね。医師がレントゲン結果を見て『少し肺炎になっていますね』と。」

佐山会長の入院中の体温などの記録。「発症から10日前後」は軽症からそのまま治るか、急変して重症化するかの分かれ目とされていますが、その10日目に体調が急変しました。

(スカイマーク 佐山展生会長)
「生還しましたが、入院していなかったら危なかったと思いますね。(Q“軽症は自宅待機”が医療体制がひっ迫してから常態化していますが?)自宅待機していて、1人暮らしならいいですけれども、家族とおられる方で感染を防ぐのは極めて難しい。それから急速に悪くなるので、『自宅で大丈夫です』と言っていて、熱が出てきたと。すぐにお医者さんに連絡できたらいいですけれども、時間がかかると本当に危険な病気ですよ。」

さらに医療ひっ迫についての根本的な議論が足りないといいます。

(スカイマーク 佐山展生会長)
「『夜の会食はやめましょう』と。感染者を減らす話はいっぱいされているのですが、分母(病床数)を増やす話はほとんど聞かない。ニューヨーク市が臨時の病床を建てたように、中国があっという間に臨時のコロナ病床を造りましたよね。そういう検討を本来は(2020年の)春くらいからしておくべきだったと思います。」

悲観はしていない“航空業界の未来” 再認識した「経営哲学」

一方、スカイマークの運航は2度目の緊急事態宣言を受け、2021年2月も計画の3割にとどまっていますが、新型コロナウイルス収束後の航空業界を悲観はしていないといいます。

(スカイマーク 佐山展生会長)
「新型コロナウイルス前は、例えば100の需要があり100の供給体制があったんですね。それが需要がぐーっと縮まったんですね。東京から福岡の出張の会議は行かなくていいじゃないかということを皆さん学んでいるわけです。したがって同じ需要で100行くことはないと思うんですね。北海道にいても今までの東京と福岡の会議はできるわけです。今までなかった人の移動が出てくると思っています。ですから航空業界、新型コロナウイルスが収束さえすれば、決して暗くない。」

百戦錬磨の佐山さんが新型コロナウイルスとの闘病で再認識した経営哲学があるといいます。

(スカイマーク 佐山展生会長)
「今回再認識したのはキャッシュ・イズ・キングですよ。要は需要がなくなった時も毎月固定費は出ていくわけです。お金はどんどん出ていくわけですから。ですから、いかにお金が大事か。プラスどれだけ銀行から借りられるようになっているか、これが大事。」

(2月15日放送 MBSテレビ「Newsミント!」より)

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