MBS 毎日放送

ミント! ミント!

毎週月~金曜日 ごご3:49~放送関西のニュースは毎週月~金曜日 ごご4:30~放送

特集記事

【特集その後】通る船は年間ゼロ!?住民憤懣『跳ね橋』を市議会が議論..."2つの請願"めぐる採決の結果は?

2020年12月16日(水)放送

SHARE
Twitter
Facebook
はてなブログ
LINE

以前、MBSが特集記事で取り上げた、兵庫県西宮市の“跳ね橋”のその後についてです。この跳ね橋は、歩行者や自転車が通る橋ですが、船がほとんど通らないのに、定期的に橋桁が上がり、住民らから不満の声が上がっていました。市議会でも取り上げられることとなりましたが、不満解消へ、すんなり橋渡しとはいかないようです。

西宮市の中心部と人工島を結ぶ「御前浜橋」。

大型の船を通すため、土日と祝日の1日4回、橋桁が上げられます。歩行者らは橋がもとに戻るまでの15分間待たなければならず、不満の声があがっていました。

(橋の開閉を待つ人)
「意味がないですよね。20分もったいない。」
「ここにそんな大型な船舶が通っているのを一度も見たことがないので、いるのかな。と」

こうした状況を受け、西宮市議会に2つの請願が提出されました。一つは、『中止も含めて橋の跳ね上げの見直し』を求めています。12月16日の市議会では…

(一つ目の請願に賛成の立場・樋口光冬市議)
「至極まっとうな訴えであり、反対する理由はどこにもありません。跳ね橋を利用する住民は、雨の日も日照りの日も、用事があって急いでいる時であっても、開閉にひっかかてしまったらその場でじっと待たなければなりません。」

(一つ目の請願に反対の立場・篠原正寛市議)
「事を善と悪に単純化しようという試みであり、このようなやり方が本件の真の解決に有効であるとは考えられません。」

そして、もう一つの請願は、『住民の利便性向上と共に船の航行の一定確保』を求めています。

(二つ目の請願に賛成の立場・篠原正寛市議)
「一方的な見方ではない正しい実情の周知と、それでもなお残るであろう住民の不満低減を両立させて欲しい、話し合いがしたいという願意で提出されたものなのです。」

(二つ目の請願に反対の立場・樋口光冬市議)
「わざわざ跳ね橋の航路を通らなくても、東側の海域から外の海に出ることは十分に可能であるし。約4m以下の船舶は、いつでも問題なく跳ね橋の下を通過できるということです。」

討論の結果、一つ目の橋の中止も含めた見直しの請願については不採択とされ、二つ目の『住民の利便性の向上と船の航行の一定確保を求める請願』が採択されました。

今回の採択を受け、西宮市は今後、橋の開閉回数の見直しなどに向けて、海運事業者などと話し合いを進める考えです。

前回の関連記事はコチラ『【特集】『跳ね橋』1日4回開くが...通る船は年間ゼロ!?“15分間も待ちぼうけ”で住民らは憤懣』

最近の記事

バックナンバー