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"抗菌折り紙"に"抗菌買い物カゴ" 日常生活で触れるものが続々"抗菌○○"に

2020年12月03日(木)放送

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日常生活で触れる様々なものに『抗菌素材』を使う動きが広がっています。東大阪では抗菌加工された「折り紙」が誕生しました。

買い物カートの持ち手にも抗菌素材を使用

今年11月13日にオープンした「関西スーパー富田林駅前店」では、入口での手指のアルコール消毒などすっかり定着した取り組みに加え、スーパーでお馴染みの“買い物カゴ”などにも感染防止対策を施しました。
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プラスティックでできた“買い物カートの持ち手”と“買い物カゴ”には抗菌素材が練りこまれていて、付着した菌の99%が24時間以内に無力化されるそうで、民間の抗菌規格「SIAA」の認証も受けています。
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見た目にはわかりづらいですが、カゴが抗菌加工されていると聞いた買い物客は…

(買い物客)
「えっそうなん?知らなかった。いいじゃない。気になるからやっぱり、対策しているお店の方を選ぶかな。」
「時代の流れに沿っている。ニーズに合っている。」

スーパー側は次のように話します。

(関西スーパー 坂本淳営業本部マネージャー)
「お客様により安心してお買い物いただくために、新しい技術を用いた衛生的なお話がございましたら、積極的に導入を検討していきたい。」

つり革、手すり、エレベーターのボタンも抗菌加工

抗菌や抗ウイルス対策を取り入れるところは増えています。例えば、多くの通勤客らが利用する電車では“つり革”や“座席”に。日本一高い「あべのハルカス」の展望台では、景色を覗き込んだ時に思わず触ってしまう“手すり”。
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また、エレベーターの“ボタン”1つ1つに抗菌加工が行われる場所もあり、大勢の人が触れるものへ対策が施されています。

一見すると普通の折り紙だが…

また幼稚園でも活用されています。大阪府松原市にある認定こども園「宮前つばさ幼稚園」で使われている“折り紙”は、一見すると普通の折り紙と変わりありませんが、これにも抗菌加工が施されていて、友達同士で触れても菌が繁殖しにくくなっています。
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この幼稚園では10月からこの“抗菌折り紙”を導入したといいます。

(博光福祉会 山田元次長代理)
「普通の折り紙となんら遜色はないですし、保護者の皆さんにも見ていただいた時には、こんなところまで抗菌のものを使っているのかということで、安心してもらっていると思っています。」

厳しい印刷業界…新規需要の開拓で開発

この折り紙を作ったのは、東大阪市にある印刷会社「恒和プロダクト」です。元々この会社では企業のチラシやカタログなどを印刷していましたが、コロナ禍でチラシなどの印刷物の需要が減る中、新たな需要を開拓するため、抗菌剤入りの印刷用のニスを紙の上にコーティングして菌の増殖を抑えられるようにしたといいます。

(恒和プロダクト 恒元直之代表取締役)
「少子高齢化やペーパーレス化で印刷業界は非常に厳しい状況になっています。何か自社商品、特に紙とか印刷の技術を使ったものを作れないかと考えました。」
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今年8月から抗菌加工の折り紙をインターネットで30枚入り・税込み250円~で販売したところ、徐々に注文が増えているといいます。
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現在は名刺やマスクケースなど抗菌化した紙製品のラインナップを増やしてるといいます。

(恒和プロダクト 恒元直之代表取締役)
「様々なオーダーをいただいている状況です。既存受注が厳しいのものですから、非常に助かっています。」

次はどんなものに抗菌加工が導入されるのでしょうか。

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