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「音楽祭」開催決断の背景に"ミストを浴びる箱" 『安心通路』を通って出演者も来場者も野外イベント参加

2020年11月30日(月)放送

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兵庫県姫路市では11月29日に大規模な音楽イベントが開催されました。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、ぎりぎりまで悩んだ主催者が開催を決断した背景には、ある“箱”の登場がありました。

11月29日(日)の姫路市。澄み切った秋空の下で行われたのは「第3回姫音祭」です。国宝・姫路城を中心に、7か所の会場で70組以上のアーチストが参加しました。
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実は、この日の早朝、JR姫路駅前には、箱のようなものが運び込まれていました。この装置は「安心通路」と名付けられていて、姫音祭に参加するアーチストも観客も全員ここを通らねばならないというのです。
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静岡県の船舶の部品メーカーが今年10月に完成させました。

(開発したメーカーの社長)
「こういったイベントで使うのは初めてです。まず、非接触で体温を測定し、次に手の除菌を行い、そして全身にミストを浴びて除菌を行います。」
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ミストは植物由来の除菌液で、ウイルスの力を弱めるデータがあるといいます。
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「安心通路」を通れば手首に黄色のバンドを巻いてもらい、これがないとイベント会場に入場できないことになっています。この装置について、姫音祭の参加者や出演者に話を聞くと…

「安心で簡単という意味ではよかったかなと思います。」
「出演する側としてはとても安心だと思います。」
「正直まだなんともいえないですけど、やらないよりかはましなのかな。」
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イベントは、ストリートピアノの演奏者としてYoutubeで人気の「よみぃ」さんの会場に最も人が集まりました。

(よみぃさん)
「距離をとっていただいて聞いていただけたらと。大丈夫ですよ、みなさん。広がったら広がった分そこまで届くように弾くんで!」

スマートフォンで演奏の様子を撮影する人たちの手首には、あの黄色いバンドがありました。
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(「姫音祭」実行委員会 塚本進介さん)
「本当に開催していいものだろうかという悩みが深くなっていました。そんなときに『安心通路』の話を聞いたのは本当に救いにもなったし、冷静に判断ができるようになったと思います。」

開催か自粛か、多くの団体が悩む中、「姫音祭」の主催者は各地で音楽を通じて人々が元気になってほしいと願っていました。

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