MBS 毎日放送

ミント! ミント!

毎週月~金曜日 ごご3:49~放送関西のニュースは毎週月~金曜日 ごご4:30~放送

ミント!

『維新』との"蜜月"拡大か...菅新総裁に歓迎ムード 『大阪自民』は都構想めぐり"変化"に期待

2020年09月14日(月)放送

SHARE
Twitter
Facebook
はてなブログ
LINE

自民党の新総裁に決まった菅義偉氏といえば、かねてから維新との蜜月ぶりも取り沙汰されてきました。いわゆる「大阪都構想」の住民投票が迫る中、維新は歓迎ムード。一方で“大阪自民”からは不安の声も聞かれました。

今回の総裁選挙で、菅新総裁は国会議員票288票に加え、各都道府県連に割り当てられた地方票では計141票のうち6割を超える89票を獲得しました。
1.jpg
このうち、近畿2府4県の地方票の結果は、和歌山が菅氏に3票、その他の府県連では菅氏に2票で石破茂元幹事長に1票となり、菅氏の得票が7割を超える圧勝となりました(近畿2府4県:菅氏13票 石破氏5票 岸田氏0票)。

総裁選の投票を前に、日本維新の会・副代表でもある大阪府の吉村知事は次のように語っていました。

(大阪府 吉村洋文知事 9月14日正午前)
「万博もそうですし、様々な大阪の施策を進めていく上で、地方政府としての大阪府市と中央政府の安倍さん・菅さんと連携しながら進めてきましたので、(自民党員の)大阪府内の皆さんも、菅さんの総理誕生をあの3人の中では一番期待されたんじゃないかと思っています。」
3.jpg
菅新総裁との連携を強調する吉村氏。というのも、維新は安倍政権と“蜜月関係”を築いてきたからです。維新には元々自民党に所属していた議員も多く、国政野党であるにもかかわらず「憲法改正」などで安倍政権と連携を深めてきました。一方、万博の誘致やIR(統合型リゾート施設)など維新が掲げる政策には官邸の後押しがあるとも言われています。都構想についても…

(菅義偉官房長官 9月3日)
「特別区設置の成否については、法令の手続きに沿い、地域の判断に委ねることになっていますので、関係者間の真摯な議論を期待しています。」

維新の松井代表が官邸に足しげく通うことには、自民党の幹部もかつてチクリと皮肉を言っていました。

(自民党 二階俊博幹事長 2016年12月)
「あの人たちは官邸には不思議とやってくるんですよ。自民党がつくっている政権であることを時々忘れるんでしょうか。」

菅新総裁誕生に複雑な思いがあるのは、都構想に反対する大阪の自民党です。都構想は一部の自民党府議が賛成するなど内部分裂も起きた中、11月1日に2度目の住民投票を行うことが決まっています。大阪市の自民党議員は、菅新総裁が変わることを期待しているといいます。

(自民党大阪市議団 北野妙子幹事長)
「松井さんや橋下さんは党員ではありませんので、今回総裁選でございまして、総裁を選ぶ時に1票を投じていらっしゃらないので。まずはやっぱり今回1票を入れた全ての思いを、組織の長としてトップとして、それにふさわしいような行動や言動というか、そういうものはおのずと変わってくると思いますので、それに期待したいと思います。」

住民投票が近づく中、大阪の自民党が国との関係をどう進めていくのか注目されます。

最近の記事

バックナンバー