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レジ袋有料化でも"プラゴミ"増↑ テイクアウトの容器は「持参」呼びかけも

2020年09月10日(木)放送

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新型コロナウイルスの影響で、デリバリーを頼んだり自宅で料理をしたりと「巣ごもり需要」が増えています。それに伴いプラスチックゴミも増加していますが、新しいライフスタイルに合わせてエコなサービスが広がっているようです。

今年7月から始まったレジ袋の有料化。スーパーやコンビニなどの多くで無料配布されなくなったこともあり、マイバッグを持つ人が増えました。街で話を聞くと…

「エコバックは常に持っています。ゴミの削減にもなりますし。」
「小さいスーパー袋合わせたら10個くらい持っているかもしれないです。皆さんもそうだと思いますが、当たり前になってきていると思う。」

きっかけとなったのはプラスチックによる海洋汚染。レジ袋有料化以降、人々の環境意識にも変化が芽生えてきているようです。その一方で…。

兵庫県西宮市。道路脇に置かれたプラスチックゴミを作業員が回収していきます。大きな透明の袋にトレーや菓子袋がいっぱい入っています。

(作業員)
「きょうは多いですね。コロナの影響でゴミ全体が増えていますね。自宅におられる方が多いので。」

西宮市の場合、今年4月~8月のプラスチックゴミの量は968.7トンと、去年の同じ時期と比べると11%も増えたといいます。

プラスチックゴミが増えたことで、回収の作業量が増えただけではありません。大幅に増加した処理費用は、税金で賄われています。

(西宮市環境局美化第2課 加羅一巳課長)
「(ゴミが)10%増えたことによって、概ね350万円程度処理費が増加する。やっぱりデリバリーの利用やテイクアウトされた容器が目につく。」

こうした中、企業もプラスチック包装を減らすなど取り組みを始めています。大手食品メーカーの「ネスレ」は人気のチョコレート菓子の袋を紙袋に替えたり、「不二家」もキャンディーのパッケージを変えるなど、対応を進めています。

さらに、飲食店でも取り組みが。京都・亀岡市にあるカレー店「京FUJIHARUカレー」では、新型コロナウイルスを機にテイクアウトを始めました。このお店では、テイクアウトのお客さんに容器の持ち込みを呼びかけています。
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プラスチック製の保存容器でもお弁当箱でもOKで、持ち込めば100円~120円の容器代はかかりません。そして店のテイクアウトで4割を占めるのが、実は「ルー」のみのお客。ごはん代が割り引かれることもありますが、「ごはんは自分で炊いてルーはプロのものを」という需要をうまく取り込んだようです。

(京FUJIHARUカレー・店長)
「家で召し上がっていただくのに、お鍋を持って来られる方もいられるので、ルーだけの場合が多い。」

こうした飲食店のエコな取り組みを行政として後押しする動きも出てきています。

(亀岡市環境市民部 綾野昌弘さん)
「エコバッグを持ってくる場合や容器持参の場合、シールを1枚お渡しする。それが5枚以上たまれば、1枚10円のクーポンとして使える仕組み。」

4月~6月のトライアル期間には、市内92の飲食店などが参加。クーポンを配布する支援をすることで、容器を持参するお客やプラスチックスプーンを辞退するお客が増えたといい、今後新たなエコ支援を検討したいとしています。

(亀岡市環境市民部 綾野昌弘さん)
「(トライアルは)コロナの第1波の時期に効果的な事業ができた。普段の生活が変わっていけば、それがプラゴミ削減につながっていくと思っている。」

簡単にはいかないプラスチックゴミの削減ですが、企業、そして個人ひとりひとりの小さな積み重ねが重要といえそうです。

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