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大阪のキタやミナミで2度目の"休業要請"検討...不安募る北新地の店「これ以上の対策ない」

2020年07月30日(木)放送

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大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」では、パーク内の店舗に勤務していたスタッフ1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。各地で感染が急拡大する中、大阪府の吉村知事は『休業要請』について国と協議する方針で、関係者は不安を募らせています。

「感染症対策を取っていない店に対しては、“休業要請”これはするべきだと思います。」(大阪府・吉村洋文知事 7月29日)

大阪府の吉村知事は29日の会見で、キタやミナミなど特定エリアの“夜の接待を伴う飲食店”や“酒類を提供する店”を対象に、「休業要請を出すべきだ」とする考えを示しました。

「営業時間は午後10時までにお願いするとか、感染症対策をとっていたとしてもそういう具合にお願いする。きちんとした補償というのが必要じゃないかと。」(大阪府・吉村洋文知事 7月29日)

吉村知事は感染症対策を行っている店には、全面休業ではなく営業時間を午後10時までにするなどの「時短営業の要請」を検討していて、補償もすべきだとしています。近く西村経済再生担当相に対して補償の財源を負担するよう求めると共に、休業要請についても東京などの大都市圏と一斉に行う方が効果があるとして、方針を示すよう提案したいとしています。

大阪府の感染者は7月29日に221人確認され、過去最多を更新した7月28日の155人からさらに激増しています。7月29日の検査数は2092件で、2000件を超えていることも感染者増加の一因とされていますが、7月29日の陽性率は10.7%となっています。

依然として感染者の多くが30代以下の若者が占めていますが、感染者の半数以上が大阪市内在住ということもあり、松井市長は休業要請に応じた店に「1日1万円の支援金を給付する」としています。

「1年半2年付き合うくらいのスパンでモノを見ている。対策を何もなく営業されているところはぜひ考え直してもらいたい。」(大阪市・松井一郎市長 7月30日)

7月29日夜10時、取材班が大阪・北新地を取材すると、人通りは少なく店の従業員の姿が目立ちました。

「会食は控えるような感じになっている。」(北新地を訪れた人)
「仕事の延長としての飲み会は控える。もしくは気をつける。感染症対策をしていない店には行かない。」(北新地を訪れた人)

北新地に店を構えて25年になる「ラウンジいづみ」では、第1波のときは2か月間休業し、感染症対策を整えた上で6月から営業を再開させています。

「一旦マシになってきたと思ったんですが、感染者が増えてきたということで、会社の人がもう一度在宅ワークになったとかで、少なくなってきましたね。」(ラウンジいづみ 河野靖子さん)

客足は少しずつですが回復の兆しはあったものの、感染者増加でまた客は減り、さらに2度目の休業要請の可能性もあり、不安が募ります。

「感染症対策を取っている店にとってはこれ以上の対策はないし、そこまでして休めと言われても、全く(感染者が)出ていないのにとも思う。(大阪市の補償は)10日間で1日1万円ですよね。家賃にもならないので、その額はちょっとつらいし、受け入れられないかなと思う。」(ラウンジいづみ 河野靖子さん)

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