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観光客激減の高野山の救世主となるか?ホップも栽培「クラフトビール」をふるさと納税返礼品に

2020年07月28日(火)放送

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過度な返礼品が問題視され、ふるさと納税制度から一時除外されていた和歌山県の高野町が、7月からふるさと納税制度に復帰しました。今回、返礼品として新たに投入したのは『地ビール』。新型コロナウイルスの影響で観光客が激減する町の救世主となるのでしょうか。

観光客激減の「高野山」 宿坊も大きなダメージ

弘法大師・空海が開いたとされる真言密教の聖地「高野山」。

「こちらの通りは高野山の中でも特に観光客などで普段賑わっているということですが、ご覧のようにほとんど人影はありません。」(記者リポート)
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世界遺産ということもあり、例年多くの外国人観光客らが訪れていた高野町ですが、新型コロナウイルスの影響で、4月5月の観光客は前年の約半分にまで減りました。

「外国の人を入国拒否してから全然。(Q売り上げは?)ゼロに等しいんとちがうんかな。」(土産店の従業員)

高野町に50以上あるという宿坊も大きなダメージを受けています。これまでは連日ほぼ満室だったという西禅院は今も予約が2割以下にとどまっています。

「秋口あたりにお客さんが戻ってきてくれたら本当に幸いかなと思っていますけれども、こればかりは見通しがつかないので、本当に仏さんに祈るばかりでございます。」(西禅院 後藤慈延住職)

クラフトビール『天空般若』 ふるさと納税の返礼品に

感染の再拡大で先が見通せない中、高野町は7月27日からふるさと納税の受け付けを開始しました。高額なギフト券などの返礼品が問題視され、制度から除外されて以来、1年ぶりの復帰です。その新たな返礼品は?

「高野町で採れたホップを使ったクラフトビールです。(Q高野町限定?)そうです。高野町でしか飲めないビールなんです。」(高野町・企画公室 中尾司室長)

新たな返礼品として用意したのがクラフトビール『天空般若』。苦味が少なく青々しい香りが特徴だといいます。

町自慢の味の秘密はホップ。耕作されなくなった町内の休耕田を整備して育てた生のモノを使っています。

「ええ匂いです。ビールの匂いですね。フレッシュなホップのええ匂いです。」(ホップを生産する三ツ星ファーム 神野光さん)

この地ビール、元々は地元の農業法人が和歌山市の酒造会社とタッグを組んで開発し、この4月から高野山の宿坊内で販売する予定でした。しかし、コロナによる観光客減少で断念。急遽、返礼品として扱われることになりましたが、町としてはこの地ビールを新たな目玉のひとつとして知名度アップにつなげたいと考えています。

「全国の皆さんに天空般若を飲んでいただいて、ふるさと納税で応援いただけるということで、高野町の救世主として期待をしています。」(高野町・企画公室 中尾司室長)

果たして地ビールは町の救世主となるのでしょうか。

(7月28日放送 MBSテレビ「Newsミント!」より)

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