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「平城宮跡」を横切る『近鉄奈良線』が移設へ 線路を高架化して迂回..."開かずの踏切"問題も解消目指す

2020年07月16日(木)放送

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世界遺産の平城宮跡を横切る近鉄奈良線。その光景が景観を損ねているとして、奈良県は移設を検討してきましたが、7月16日に国を交えた初めての協議を行いました。

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奈良市にある世界遺産「平城宮跡」。その真ん中を電車が横切っていて、車窓越しに世界遺産を望む独特の景色は人々の心をとらえてきました。地元の人たちに話を聞くと…

「僕はこの融合が好きですね。地元の人間はそうじゃないですか。」(男性)
「日常ですね、遊び場になっているので。これがなかったら(子どもが)ぐずるかもしれないですし、生活の一部なんで。」(女性)

しかし、長年親しまれてきたこの景色がなくなってしまう可能性が出ています。

奈良県は、線路を平城宮跡の南側の大宮通り沿いに迂回させることを検討しています。理由については、『景観上、問題がある』としています。
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さらに、長年住民を悩ませている“開かずの踏切問題”も関係しています。開かずの踏切となっている原因は、平城宮跡の西側にある近鉄・大和西大寺駅にあります。東西南北に向かう線路が平面交差している全国でも珍しい駅で、駅周辺の踏切は列車が一度に何本も通過する“開かずの踏切”となっているのです。

「(待つのは)普通ですね。慣れています。15分くらいまでは待てます。」(通行人)
「全然開かないです。列車の遅延があると、30分くらい待ちました。」(通行人)

景観問題と渋滞解消に向けて、奈良県が示した計画では、大和西大寺駅を高架化して線路を迂回させ、新大宮駅の手前までは高架の上を走り、その後、地下に線路を潜らせるという大がかりなものです。
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そして、7月16日に奈良県・奈良市・近鉄・国の担当者が集まり、線路を移設するかどうか協議されました。会議後の会見で荒井知事は…

「大和西大寺駅の高架化と平城宮跡内の鉄道移設を基本として協議していくことで(国から)合意されました。」(奈良県 荒井正吾知事)

近鉄奈良線の移設に向け、本格的に動き出しました。

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