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くら寿司の新戦略は『タッチレス』受付は"空中に浮かぶ文字"で!マグロ買い付けは"AI"で!

2020年07月07日(火)放送

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新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため、物に触れることなく操作できる、いわゆる『タッチレス』の製品が人気です。回転ずしチェーンの「くら寿司」も仕入れや接客にタッチレスを導入しました。

空中に浮かんだ文字で「受付」

家族連れなどで賑わっていたお昼時の「くら寿司・新世界通天閣店」(大阪市浪速区)。通常、お店に入るとタッチパネルの端末に人数などを入力して受付をする必要がありますが…

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「コチラの店では、空中に浮かび上がった文字に触れるだけで、受付を済ませることができます。」(記者リポート)

7月7日からこの店に試験導入された新しい受付システム。ホログラムのように空中に映し出された文字を選んで受付を完了させます。タッチパネルには一切触れる必要はありません。お客さんの反応は?

「感染の心配がなくてすごく助かります。(タッチパネルは)どんな人が使っているかわからないので抵抗があります。」(来店客)

今後、システムの利便性などを検証した上で、全国の店舗への導入も検討するということです。

進む『タッチレス化』はこれだけではありません。記者のもとに届いたマグロのお寿司、これは?

「こちらのマグロ、買い付けを行ったのは『人』ではなく『AI』だということです。」(記者リポート)

これまでくら寿司では、マグロを仕入れる際、担当者が仲買人や水産会社と国内や海外の産地まで足を運び、直接品質を確認してマグロを仕入れていました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で移動が制限され、マグロの仕入れが窮地に陥ったのです。そこで導入したのが…

「熟練の匠の技とノウハウを人工知能AIが受け継いだ『TUNA SCOPE(ツナスコープ)』」(くら寿司 田中信副社長)

電通などが開発したマグロ判別アプリ『TUNA SCOPE』。これはAIを活用し、マグロの品質の情報が詰まっているという尾の断面の画像から、品質を「A(特上)」「B(上)」「M(並)」の3段階で判別します。

「マグロの目利き」は一人前になるまでに10年は必要といわれますが、ベテラン仲買人の目利きを繰り返しAIに学習させ、その道35年の仲買人の判断との一致率は『9割』だといいます。

「(目利きには)非常に高いノウハウを求められますので、AIがそれを代用してくれるのはメリットが大きいことだと思います。」(くら寿司広報部 小山祐一郎さん)

2つのマグロのお寿司が並んでいます。AIは右側を3段階の一番下の「Mランク(並)」、左を最も上の「Aランク(特上)」と判断しました。実際に記者が食べ比べてみると…

「特上のマグロの方が身質がきめ細やかで味わいが少し濃厚な感じがします。」(記者リポート)

「今回のコロナの状況の中で、遠隔で品質のいいものを安定して仕入れることができる。今後、移動の自由が制限された場合においては、非常に有効な手段になると思います。」(くら寿司広報部 小山祐一郎さん)

AIが選んだマグロは7月10日から期間限定で販売されます。

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