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街中に出回り始めた「マスク」...闇ルートの粗悪品も?"性能を担保"を売りにした専門店も登場

2020年06月11日(木)放送

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マスク不足は解消されつつありますが、耳にかけるゴムひもが切れるといった粗悪なマスクも出回っているようです。いったい、どこから来ているのでしょうか。

商店街に並ぶマスク…“50枚で990円”まで値下がり

6月10日、大阪市北区の天神橋筋商店街にある衣料品店などでマスクが売られていました。値段は1箱50枚入りで1499円というものや、中には1箱50枚入りで990円というものまであります。
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今年4月には、1箱50枚入りで2990円と高騰していましたが、その時と比べるとかなり値下がりしています。話を聞いた衣料品店でも、売り始めた3月頃は1箱3500円ほどでしたが、周辺の店に合わせて2990円→1850円と徐々に値下げしました。

「赤字や赤字。なんぼ赤字を止めるかだけや。僕らは仕入れが取り合いの時に買っているマスクやから。でも、マスクない人は値段関係なく要る人は買ってくれはるから。」(衣料品店の店主)

値段が下がって“ろうばい売り”!?

大阪市西成区にある衣料品買取の「shoichi」では、ここ最近、マスクの買い取りの依頼が急増しているといいます。

「マスクの値段が落ちているじゃないですか。それを考えると『これ以上、下がったらどうしよう』と“ろうばい売り”するんじゃないですかね。倉庫に置いとけないから、家賃ばかりかかるから。」(shoichi 山本昌一社長)
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買い取るマスクの品質には目を光らせているといいます。

「例えば、(鼻部分の)金具が入っているものも入っていないものもある。あとは、箱にどうやって入っているかとか、汚れが付いていたとか、いろんな商品があるので、そういった状況も伺ってマスクの値段を決めています。」(山本昌一社長)

中国から非正規ルートで?

世界有数のマスク輸出国・中国は今年4月、マスクの輸出について、中国や海外の基準を満たしたもの以外は輸出を制限する措置を決めました。日本でマスクのブローカーをしているという男性は、輸出制限によって中国国内で基準を満たさない品質の悪いマスクが、税関を通らない非正規のルートで日本に持ち込まれている可能性を指摘します。

「中には闇でもあると思います。結構話は聞いたことあります。お話できる範囲でいうと、そういう(非正規の)ルートはもちろん存在していますね。多いのは、ゴムひもが外れるとか、切れるとかですね。」(マスクのブローカーの男性)

商品は“性能試験を突破” 「ちゃんとしたもの適正価格で」

そんな中、安全性を担保したマスクを売ろうとする動きもあります。6月6日、大阪市北区の中崎町に期間限定のマスク専門店『P+F(ピーアンドエフ)』がオープンしました。販売しているマスクは、医療現場で使える「PG01」、日常生活で使える「FG01」、FG01に血液や体液をブロックする加工を施した「PG02」の3種類で、これらには“ある特徴”が…。

「きちんとしたテストがなされてますよと、お墨付きの機関で認証をとれたものしか私どもでは扱わない。」(P+F 前田文恵代表)
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全て中国やヨーロッパの検査機関で完成品のマスクの状態による性能試験を突破したもので、試験に合格したものかどうか製造元に証明書を提出してもらい、性能を担保しているといいます。さらに、医療現場でも使えるマスクには、顔の大きさに合わせてひもの長さを調節できるバンドを同封しています。

「ちゃんとしたものを、きちんとした適正価格で売りたいと思いましたので、直接輸入をして直接販売しようということで。」(前田文恵代表)
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さらに、販売方法にも特徴があります。客は、店の入り口に掲示されたQRコードをスマートフォンなどで読み込み、専用のサイトから買いたいマスクと数量を選び、クレジットカードなどで決済すると、受付番号が表示されます。一方、店頭のタブレットにはすぐに受付番号と商品が反映され、店員が指示に合わせて商品を用意し、店頭の棚に置いて受け渡す仕組みになっているのです。

「こういう販売の方法をとることで、お買い物における感染リスクを抑えていただきたい。」(前田文恵代表)
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前田さんはこうしたマスクの販売を通して、マスクの品質についてより消費者に知ってもらいたいと考えています。

「お金を払う消費者が知識を持っていただかないと、せっかく買われたマスクが無駄になってしまっている。これを機会に正しい知識を広めていきたい。」(前田文恵代表)

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