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コロナで注目"タッチレス" 話して、かざして、ひっかけて...新しい生活様式にニーズ高まる

2020年06月05日(金)放送

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緊急事態宣言解除で少しずつ日常が戻る一方、新型コロナウイルスへの感染リスクが気になり、電車のつり革などを触れるのに躊躇してしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。『タッチレス技術』の最前線をMBSの玉巻映美アナウンサーが取材しました。

つり革にもタッチレス「ふっく君」

滋賀県草津市にある看板のデザインや取り付けを行う会社「広宣」。ここでにわかに注目商品となっているのが、電車のつり革やドアノブなどにひっかけて使う、その名も『ふっく君(税込み・送料無料で1200円)』です。この商品を作ったきっかけは、男性社員のある一言でした。

「新型コロナウイルスがこういう風に流行している時に、電車に乗る時につり革につかまるのが気になるから踏ん張って立っている、つり革につかまるのが気持ち悪いと。」(広宣 杉本優子さん)

『ふっく君』の素材は看板製作に使われるアクリル板を活用しています。デザインや柄にも工夫を凝らし、今では24種類ほどまで増えました。
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社内には“つり革”を仕入れて設置してあり、商品の強度を確かめたり、社員が電車に乗って実際に使ってみたりしたこともあるそうです。

「山科で1回揺れるので、乗りに行って、『全然大丈夫やな』という感じで。」(広宣 杉本優子さん)

わずか2週間ほどで製品化してインターネットで販売を始めたところ、今では1日最大100件も注文が入るほどになったそうで、父の日のプレゼントとしても人気を集めているということです。

話して、かざして…“タッチレスエレベーター”

世界各国にエレベーターを輸出している滋賀県彦根市の「フジテック」でも“タッチレス”の開発が進みます。最新の『タッチレスエレベーター』とは一体どのようなものなのか、フジテック・機械開発部の近久順平さんに説明していただきました。
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(近久さん)「この登録装置が、タッチレスで行先階を登録できるものです。行きたい階を言っていただいてよろしいですか?」
(玉巻アナ)「わかりました。3階!」
  (機械)『3階でよろしいですか?』
(玉巻アナ)「はい。」
  (機械)『3階を登録しました。』
(玉巻アナ)「エレベーターが開きました!これで行けるのですか?」
(近久さん)「これで行き先階を登録することができます。」
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玉巻アナウンサー、驚きながらエレベーターの中に入ると…

(玉巻アナ)「ほんとだ!ちゃんと『3階』と表示されていますね。」

ボタンを押さなくても、行きたい階を話しかけるだけで、エレベーターが連れて行ってくれます。さらにエレベーターの中でも…

(近久さん)「一度、(行き先階のボタンの上で)手をかざしていただいてもよろしいですか?」

玉巻アナウンサーが6階ボタンの上で手をかざします。すると…

(玉巻アナ)「(ピッ)あ!点灯しました!」
(近久さん)「これで行先階を登録できました。」
(玉巻アナ)「全然触れることなく、ちゃんと登録できましたね。」

そして、今開発中の最新モデルでは、扉の前にエレベーターの上下のボタンがありません。
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(近久さん)「通常ではここに乗り場のボタンがついているんですが、こちらにはありません。それで、スマートフォンを使って、行きたい階を登録することができます。」
(玉巻アナ)「個人のスマートフォンですか?」
(近久さん)「そうです。皆さんが持っている個人のスマートフォンで階を登録することができます。今1階にいますので、『1』を登録します。行きたい階を次に登録します。ここでは『3階』を登録してみたいと思います。そうすると、『こちらのエレベーターがあと20秒で到着します』という画面が出ます。」
(玉巻アナ)「え!時間まで表示されるんですか!」
(近久さん)「まもなくエレベーターが到着します。」

すると、スマートフォンから“ピンポン”と音が鳴ると同時に、エレベーターの扉が開きました。

(玉巻アナ)「うわ!ほんとだ!」
(近久さん)「スマートフォンのアラームと同時にエレベーターが到着するような機能になっています。」

『タッチレスエレベーター』は、元々食品工場や病院など衛生管理が重視される施設での活用を見越して5年ほど前から開発されてきました。

(近久さん)「病院等々の衛生面が重視されるところだけではなくて、大勢の人がいるところ、例えば駅やショッピングモールなどでも、こういう非接触のアイテムはどんどん増えていくと思います。」
(玉巻アナ)「新型コロナウイルスで『タッチレス』のエレベーターが広まる“商機”だと感じていますか?」
(近久さん)「他のメーカーに先駆けて商品化することができていますので、そのあたりは良かったかなと思います。」

新しい生活様式を取り入れる中で、『タッチレス』へのニーズは徐々に高まってきています。

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