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大阪・北新地がコロナで一変 休業続く歓楽街"新しい生活"は成り立つのか...接客も"2m離れてマスク姿で"?

2020年05月21日(木)放送

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大阪府の緊急事態宣言が解除されましたが、バーやナイトクラブなど接客を伴う店への休業要請は継続されます。長引く休業要請に苦しむ大阪・北新地の店主たちを取材しました。

北新地に出来るタクシーの長い列「4、5時間待つのはざら」

高級クラブやバーがひしめく大阪・北新地。新型コロナウイルスの感染拡大前は大勢のサラリーマンらでにぎわっていましたが…5月19日の午後8時ごろに取材した際には、ほとんどの店が休業し、見る影もありません。
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タクシー乗り場には客待ちの長い列が出来ていました。

「みんなタクシー乗り場で並んでいるんですよ。全然動かないでしょ。もう2時間ぐらい待っていますよ。これが4時間や5時間になることもざらにあります。(飲食店の営業時間が)2時間延びたが、お客さんが増えるとか、全く感じられない。」(タクシー運転手)

緊急事態宣言が解除された大阪府は休業要請の範囲を見直し、ボウリング場・遊園地・大きなパチンコ店について営業再開を認めますが、これまでにクラスターが発生したバーや接客を伴うナイトクラブについては、引き続き休業を求める方針です。

ラウンジの店主の不安「外国的な飲み方に変わっていくのかもわからない」

北新地に店を構えて46年になるラウンジ「ベル・エポック」も、もう1か月以上休業を余儀なくされています。

「接客なので会話という部分で距離がお客様と近い。こういう職業の人が一番難しいのではないですかね。」(「ベル・エポック」オーナー 岡部重彦さん)
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営業を再開できたとしても、マスクを着用しながらの接客は難しいと話します。

「やっぱり外国的な飲み方に変わっていくのかもわからないですね。ホステスさんいてないでしょ、アメリカにしろヨーロッパにしろ。そうなって欲しくないですけどね。」(岡部重彦さん)

“ヘアセット”でホステスたちに人気の美容室も苦境

影響は直接休業要請の対象とはなっていない美容室などにも広がっています。

「セットの美容室で、この時間帯(午後7時ごろ)はホステスさんやクラブのお姉さんたちがヘアセットするので来ますけど、この時間帯は満席になるくらい多くなるが、今はゼロですね。」(エターナル KEONIさん)

この美容室には多い時には1日70人程度のホステスたちがやって来ますが、今はほとんど客の姿はありません。

「家賃も場所柄すごく高いので、だいぶ厳しいですよね。夜の街が回復してくれないとセットにも来ないでしょうし、美容師も解雇されていると聞くので、いつどうなるかという不安はありますね。」(エターナル KEONIさん)

営業再開も苦戦…「新しい生活様式」にも不安 常連客の応援が心の支え

大阪府では5月16日から飲食店の営業時間が午後10時まで2時間延長され、北新地でもいくつかの店が営業を再開したのですが…

「今日はご予約頂いていなくて、かなり苦戦です。(Q一部営業が緩和されたが?)(客は)戻らないです。しばらくは。」(「北新地・銀杏」廣瀬太一統括本部長)

これらの店は、接待やホステスを同伴した客に利用されることが多いのですが、感染防止の為の「新しい生活様式」には不安もあるようです。例えばカウンターの席では…

「(席の間隔は)2mです。同伴の方は近づいた状態でご接待されるので、カウンターは厳しいですね。その時はお部屋にご案内します。」(廣瀬太一統括本部長)

家賃や人件費など1か月にかかる費用は約600万円です。今は常連客からの温かい応援が心の支えだと話します。

「常連様などから、お弁当のご注文を頂き本当に感謝ですね。お電話いただいた瞬間、涙出そうになる。嬉しすぎて。その人たちのために出来ること、今私たちに出来ることを一生懸命することが、明日明後日につながっていくと思う。」(廣瀬太一統括本部長)

(5月21日放送 MBSテレビ「Newsミント!」より)

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