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外出自粛で家庭ごみ増加..."使用済みマスクやティッシュ"など感染リスクとも隣り合わせで収集する作業員 市民からは感謝の言葉が

2020年05月08日(金)放送

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外出の自粛要請が続く中、家庭から出される『ごみの量』が各地で大幅に増えています。日々収集にあたる清掃作業員は、作業量の増加や感染のリスクと隣り合わせです。緊張が続く作業の現場を取材しました。

家にいる時間が長くなって…

兵庫県西宮市の住宅街。ゴールデンウィーク明けの5月7日、市の清掃作業員が道路脇に置かれた大量のごみ袋を収集していました。

「かなり増えています。1.5倍くらいにはなっていると思います。あとは1袋の量・重さが格段に違うのと、パンパンに詰め込まれていますので…。」(西宮市環境局 吉岡秀之さん)
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緊急事態宣言が発表され、外出自粛要請が続く中、家にいる時間が長くなるのと比例してごみの量も大幅に増えています。作業員たちは収集の回数を増やして対応していますが、日によっては収集に遅れが出ることもあるといいます。市民も、ごみが増えていることを実感しているようです。

【西宮市民】
「増えました。外食しなくなったので、ご飯のごみとか。」
「ごみ収集の場所を見ていても多いなと思います。食事を作る回数が増えているので、生ごみも増えているかなって思います。」

西宮市で今年4月に家庭から出された普通ごみは、去年4月の6144tから約300t以上増えて、6470tになりました。

「使用済みのマスクやティッシュはこわい」

そんな中、収集にあたる作業員が最も不安に感じているのは、“ごみからの感染リスク”です。

「使用済みのオムツ・マスク・ティッシュ類は怖いです。ティッシュにしても、分けずにそのまま袋に入れてありますので、こちらもわからずそのまま掴んでしまいます。」(西宮市環境局 吉岡秀之さん)

4月、神戸市の環境局須磨事業所では、ごみの収集作業員ら17人が新型コロナウイルスに感染しました。ごみの収集が原因かどうかはまだわかっていませんが、事業所は2週間にわたって閉鎖されました。
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ごみの出し方については、環境大臣も…

「ごみ袋の容量に余裕を持って、パンパンにせずにですね。また、ごみ袋の中の空気を抜いた上で出していただくことで、不安も抱えながら現場でごみ収集、我々の日々の生活の大切なインフラを守っていただいている皆さんに、どうかそういったリスクが及ばないように。」(小泉進次郎環境大臣 4月28日)

ごみ袋に『ありがとう』のメッセージ

マスクを着用し、厚手の手袋をはめるなどの感染対策を講じながら、日々大量のゴミと向き合う作業員。最近、市民から様々なメッセージが届くようになったといいます。

「ごみに張り紙で張っていただいていたり、直接ステーションの横でお待ちになっていただいて手渡しでいただいたりということもございました。」(西宮市環境局 吉岡秀之さん)

メッセージは『ありがとう』『ご自愛ください』など、作業員たちへの感謝の言葉が綴られています。
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「我々もいつ感染してもおかしくないという状況の中で、メンタルの部分のコントロールが難しいんですが、市民からそういったお手紙などをいただきますと励みになりますし、絶対に止められない仕事ですので、頑張ろうという気持ちになりますね。」(西宮市環境局 吉岡秀之さん)

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