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なぜ?『トランクルーム』が急増中↑ ビル丸ごと「トランクルーム」に行ってみた!

2020年01月28日(火)放送

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余計な物を持たない『ミニマリスト』という暮らし方も話題となっていますが、その一方で、自宅や会社に置ききれない荷物などを保管してくれる『トランクルーム』が急増しています。野ざらしのコンテナのようなものをイメージされる方も多いかもしれませんが、その形も進化しています。

稼働率9割以上「一棟丸ごとトランクルーム」に行ってみた

収納スペースが足りない。そんな声に押されて今、急増しているのが「トランクルーム」です。新大阪駅にほど近い所にある8階建てのビル「キュラーズ新大阪」。一棟丸ごとトランクルームだといいます。MBSの西靖アナウンサーが取材しました。案内してくれたのはキュラーズの池田大和さんです。
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 (西アナ)「僕のイメージで言うと、駐車場のスペースみたいなところに、コンテナがドンドンとあって。外に階段がついていて、みたいなイメージがあったんですが、もう建物なんですね。」
(池田さん)「都心部のトランクルームというのは、ビル一棟丸ごとで、空調やセキュリティーを完備したものが主流になってきていますね。入退館時にはスマートカードというセキュリティーカードをかざして頂く事で、24時間いつでも出入りが出来る形になっています。」

カードを使ってビルの中に入ると、真っ白な廊下、その左右にドアがいくつも並んでいます。

 (西アナ)「うわー、キレイですね。ちょっと待ってください、音楽が流れていますね。」
(池田さん)「有線をかけています。無機質な空間だと不安に思われる方もいらっしゃるので。」

このビル全体で1000室以上のトランクルームがあり、稼働率はなんと9割以上だといいます。

ちょうどいいサイズに思わず「欲しい!」

早速、トランクルームの中を見せて頂きました。

 (西アナ)「ここ欲しい!」
(池田さん)「コインロッカーを一回り大きくしたようなサイズで、レコードやCD・本ですとか、小さいけどかさばるものを保管するのに適したサイズ。」

見せて頂いた高さ約1mの押し入れのようなBOXサイズなら月額4500円(最初の5か月は3150円)で借りることができるということです。モノを捨てられない西アナウンサーも心動かされたようです。

利用者に聞いた「借りるワケ」

実際に約3.3畳サイズのトランクルームを利用している人に話を聞きました。約3.3畳のタイプで月額は2万4800円です。

(西アナ)「前の家よりコンパクトな家に引っ越した?」
(利用者)「そうそうそう。前は一戸建てやったから。」
(西アナ)「一戸建てからマンションに引っ越されたと。」
(利用者)「(マンションには)入れへん。絶対入れへん。」
(西アナ)「トランクルームは便利ですか?」
(利用者)「便利ね。これなかったら回れへんもん。これマンション持って行けと言われても入れる所ないやん。」

市場規模が伸び続ける「トランクルーム」の背景

矢野経済研究所の調査によりますと、トランクルームの市場規模は毎年伸び続け、2011年度は455億5000万円だったのが、今年はその2倍になると予想されています。

トランクルームが増加する背景の1つには、新設住宅の床面積が小さくなっていることが考えられます。国交省の調査によりますと、2000年度には96.9平方メートルあった新設住宅の床面積は、2018年度には80.4平方メートルとなっています。その理由としては、都心に移り住む人が増えていることや経済的な事情がある考えられています。

春から新社会人の男性は転居先の名古屋市のトランクルームを契約しに来たといいます。

「3月の末日に引っ越すよう(就職先から)言われているんですけど、引っ越しの繁忙期を避けて安い2月の頭に引っ越して、名古屋に荷物だけ置いておこうかなと思って。」(4月から新社会人の男性)

利用者の背景は様々ですが、最近は10年前だと考えられない理由で利用する人もいるようです。

(池田さん)「断捨離やミニマリストと呼ばれる方々。一見トランクルームと相反するような感覚もあるんですけれど、そういった方がそのような暮らしをするためにトランクルームを利用する。」
 (西アナ)「すっきりした生活のために見えないところにしまっちゃうと。」

(1月28日放送 MBSテレビ「Newsミント!」内『令和をよむ』より)

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