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なぜ?住宅メーカーのインターンシップが「お化け屋敷」ドロンしないで!企業の奇策

2020年01月21日(火)放送

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人手不足の影響からでしょうか。今時の就職活動は学生優位の「売り手市場」と言われています。実際、2019年度の大卒の内定率は、文部科学省などの調査によりますと87.1%となっています。企業もあの手この手で学生にアピールしていますが、ある住宅メーカーが目を付けたのは、何故か「お化け屋敷」でした。

本当に厳しい人材獲得「11人に内定出しても残るのは1人」

学生は『金の卵』。最近はそんな声も聞こえるほど「売り手市場」だといいます。京都・中京区で今月開かれた「キャリタス就活フォーラム」に来ていた学生に聞くと…

「企業さんの方からガツガツ来る感じはある。」(就活生)
「1社は内定を貰いました。たまたまスムーズにいっただけなので。」(就活生)

となると、大変なのは企業側です。京都市の住宅メーカー「ゼロ・コーポレーション」は従業員180人、年商は120億円と決して小さな会社ではありませんが、売り手市場に“悲鳴”を上げています。

Q昨今、よく売り手市場と言われていますが実感されていますか?
「本当に厳しい、超売り手市場です。超がつくと思います。優秀な人材がどうしても偏った会社、例えば大手さんとか、一流企業と呼ばれるところに全部行ってしまう。最初の内定が11人くらいに出しても、(残るのが)1人とか。本当に厳しい。」(ゼロ・コーポレーション広報部 深田朱美部長)

インターンシップで『お化け屋敷をプロデュース』?

そこで、また別の“悲鳴”を上げることに。会社のことをもっと知ってもらおうと、自社の住宅展示場で、就活生達に『お化け屋敷』を企画・運営してもらうというインターンシップを始めたのです。なぜ、お化け屋敷なのでしょうか?

「うちは街づくり会社、住宅会社ですから、例えば未来の街を想像してみようとか。型にハマった中で答えるしかないものもある。もっといろんな発想をしてもいいですし、全然現実的でないことを言ってみても良いんだと。」(深田部長)

参加したのは主に関西の大学に通う3回生の8人。お化け屋敷のプロデュースを行う制作会社「闇」の協力の下、参加者達にはストーリーや演出はもちろん、出演までしてもらうといいます。使用するのはもちろんゼロ・コーポレーションの「ゼロホーム」です。

学生らの考えたお化け屋敷のアイデアは『悪のブラックサンタからクリスマスツリーを取り戻すために謎解きをする』というものでした。実際に形となり、展示場に訪れて体験したお客さんの反応は?
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「(父親にすり寄る女の子に…)びっくりした?怖かったなぁ」(父親)

「ブラックサンタに気付かれずクリアできた。(Q楽しかった?)うん、楽しかった。」(男の子)

インターンシップに参加した学生は?

インターンに参加した学生の皆さんは、お化け屋敷を通じてどう感じたのでしょうか。

「リクナビというサイトから探していたら、こういう形のインターンやるよと書いてあって。どこもそういうインターンやっていなくて面白いなと思ってエントリーしました。」(インターン生)
「実際に会社がどういうことをされているのかが分かるので、とてもいい経験になっています。社員さんにも親しみをどんどん持つので、ここで働かせてもらえたらなとか、働きたいなと思います。」(インターン学生)

学生がおばけのように“ドロン”せず…嬉しい悲鳴が聞こえますように。

(1月21日放送 MBSテレビ「Newsミント!」内『令和をよむ』より)

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