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ベトナム初の『自動車メーカー』が誕生!一方「飲酒運転」が社会問題に...ビール大好きな国民はどうする!?

2020年01月14日(火)放送

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経済成長著しいベトナム。ここに初めて「自動車メーカー」が去年誕生し、注目されています。ベトナムでは近年、マイカーを持つのが夢ではなくなってきたのですが、その一方で、問題になっているのが「飲酒運転」。実はベトナム人はビールが大好きで、その総消費量は世界第9位なのです。ベトナムの車とお酒に注目し、現地を取材しました。

ベトナム初の自動車メーカー「VINFAST」

東南アジアに位置する人口9467万人のベトナム。そこに初の自動車メーカーが誕生したということで、MBSの辻憲太郎解説委員が現地に向かいました。首都ハノイにあるショッピングモールに入っていくと、ベトナム初の自動車メーカー『VINFAST(ビンファスト)』の車が展示されていました。

「これですか!VINFAST。うわー!かっこいいですねー!勝手に軽自動車なのかなと想像していたのですが、セダンタイプですね。車体の『V』のマークが光ってますね。」(MBS辻憲太郎解説委員)
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ベトナム初の自動車メーカーVINFASTのラインナップと価格は日本円で見てみると、コンパクトカー(200万円)、セダン(500万円)、そしてSUV(750万円)となっていて、決して安くはありません。真新しい工場で最新の技術を使って製造され去年、本格的な販売が始まったばかりで、VINFASTの車はベトナムの経済発展を象徴する存在なのです。

辻解説委員、SUVタイプの内装を確認します。

「これは高級車ですね。ハンドルの隣に大きなタッチパネルがあって。エアコンもタッチパネルでコントロールできると。液晶もきれいですね。革張りなんですよね、全部。」(辻解説委員)

VINFASTのセールス担当者に詳しく聞いてみました。

  (辻解説委員)「3種類のうち、一番売れているのはどのタイプですか?」
(セールス担当者)「こちらのSUVのタイプが一番人気で、売れています。」
  (辻解説委員)「これまで何台売れましたか?」
(セールス担当者)「2万台のオーダーを頂いています。2020年はもっと売れるでしょう。」

ベトナムの車販売台数は月に3万台

予想に反して高級感が漂うベトナムメーカーの車。価格も決して安くはありませんが、一体どのような人が乗っているのでしょうか。ハノイの街で見つけたVINFASTの車のオーナーに話を聞いてみました。

(辻解説委員)「いつ買われたのですか?」
 (オーナー)「1週間前だよ。」
(辻解説委員)「メガネはカルティエ、そして左手にロレックス、右手にAppleWatch。この方、お金持ちじゃないですかね。」

この男性の職業は車のディーラー。これまでは当然、外車しか扱ったことがなかったわけですが、ベトナム初の国産車の評価は?

「外観がとてもセクシーだね。乗り心地もとてもいいし。『V』のマークはベトナムの『V』なんですよ。今までの車とは違ってベトナム人として誇らしいです。」(VINFASTに乗る男性)

現在、ベトナムの車販売台数は月に3万台。マイカーを持つことが夢ではなくなりつつあります。

ベトナム人はビールが大好き!消費量は世界第9位!

その一方で、この国の人々と切っても切れないのが…お酒。

「世界でも有数のお酒好きの国民というベトナム人。それを象徴している場所と言ってもいいかもしれません。町の至るところに『大衆酒場』があります。まだお昼ですが、皆さんガンガンお酒を召し上がっています。」(辻解説委員)

お客さんが飲んでいるのは生ビール。ベトナムのビール消費量は世界第9位で、とにかくビールが大好きな国民なのです。(2018年 キリン調べ)
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店内にはお昼からジョッキが行き交っていました。辻解説委員もハノイの生ビールであるビアホイ(1杯1万2000ドン=日本円で約60円)を頂きました。

「あーー!ビアホイ!」(辻解説委員)

辻解説委員、思わず叫んでしまうほど美味しかったようです。ビールを楽しむ店内のお客さんに話を聞きました。

(辻解説委員)「1日何杯飲みますか?」
   (男性)「お昼は2杯。夕方にもまた来て2杯飲むね。」
   (男性)「私は6杯。」

ちなみに、スーパーマーケットのアルコール売り場では、ハノイビールは日本円で1本50円ほどで売られていました。

厳しい罰則が科される『アルコール被害防止法』 国民の反応は?

ビール大国のベトナム。お酒を飲んだら当然、オートバイや車の運転はご法度のはずなのですが、店内でビールを飲んでいる男性は…

(男性)「ビアホイは軽いし、2杯ぐらい飲んでも、近い距離なら大丈夫!」

急速にモータリゼーションが進むベトナムでは、"飲酒運転”が大きな社会問題となっていました。そこで政府が今年1月からスタートさせたのが『アルコール被害防止法』。飲酒運転をすれば、車でもバイクでも罰金は4000万ドン=日本円で約20万円、免許没収も最長2年です。大卒の初任給は日本円で4~5万円と言われているので相当厳しい罰金です。また、テレビやラジオで午後6時~9時までの3時間、お酒のCMを流すことも禁止にするなど、国を挙げてアルコール規制に乗り出したのです。この政策にビール好きな国民の反応は?

   (男性)「規制には賛成ですよ。飲んだら乗るなというのは当たり前で、そうあるべきです。」

(辻解説委員)「"飲んだら乗らない”はできそうですか?」
   (男性)「悲しいけど、規制が始まったら、お酒を飲んで車やバイクに乗るのはやめないといけませんね。」
   (男性)「私の周りでも飲酒運転をする人がよくいますし、大きな事故も目の当たりにしたことがあります。飲酒運転は良くないことです。やっとベトナム政府が規制に乗り出したのは大歓迎です。」

(大衆酒場経営者)「お店としても賛成ですよ。皆さんの安全が一番ですので、飲んだら乗ってほしくありません。」

『飲んだら乗らない、乗るなら飲まない。』
お酒が大好きなベトナムの国民はアルコールをうまくコントロールできるのでしょうか。

(1月14日放送 MBSテレビ「ミント!」内『辻憲のちょいサキ!』より)

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