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【特集】好調USJが狙うのは"企業からの団体客" 会社の福利厚生で社員らがパークでパーティー!

2019年11月01日(金)放送

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毎年入場者数を増やし続けているユニバーサル・スタジオ・ジャパン。新たな顧客として注目しているのが、企業などの「団体客」だといいます。そのために団体客専用の新施設をオープンさせました。新たな需要を取り込もうとしているUSJ、利用する団体にとってはどんなメリットがあるのでしょうか。

価格変動、新ホテル…混雑緩和にあの手この手

ハロウィーンに湧いた10月31日夜の大阪。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも毎年恒例のハロウィーンイベントは大盛況でした。来年夏には新大型エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がオープンする予定で、USJの人気はますます高まりそうですが、パーク内やその周辺での混雑が1つの課題となっていました。そこで今年初めに導入されたのが、チケットの「価格変動制」です。価格変動制とは混雑の時期によって価格を変える仕組みで、価格にばらつきを持たせ、お客さんを分散させる狙いがあります。

「例えば、1日券の価格は、ハロウィーンイベント最終日は大人1人8900円(税込み)ですが、翌日は7600円(税込み)と値下げされています。」(記者リポート)

さらにパーク周辺では、11月13日にUSJのオフィシャルホテルである「リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」がオープン。客室数760室とエリア最大規模で、ホテルが密集するJRユニバーサルシティ駅から1駅離れた桜島駅につくることで宿泊客も分散させます。
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「いろいろな遊び方を提供されているユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんですので、我々も多種多様なお客様のニーズに応えられるようにいろいろな施策は打っていきたいと思っています。」(リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 本間啓輔総支配人)

団体・企業のパーティー可能な新劇場

あの手この手で多様な客層を取り込むUSJ。さらに今新たな需要を取り込もうとしています。パーク内を案内してもらった先にあったのが…

「劇場型のイベントホールでございまして、主には団体のお客様、特に企業のお客様がイベントをされるような施設でございます。」(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 村山卓さん)

入り口から歩いて5分、ハリウッド・エリアのアトラクション「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」近くの一般客からはわかりにくい場所につくられた建物が、今年9月にオープンした「ピーコック・シアター」です。団体客専用につくられたこの施設では、食事をしながらエンターテイナーによる完全オリジナルのショーなどが楽しめます。

「シアター内のステージとか装飾なんですが、(テーマは)1920年代のアメリカでのステージショー。ショーの内容も今までのショー以上に少し大人向けでラグジュアリーな雰囲気を出しているショーになっております。」(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 村山卓さん)

着席だと240人、立食では400人まで収容できます(※それぞれ90人から)。パークのチケット代込み、大人1人1万8000円~2万8000円(税込み)で5段階のプランがあります。

実は、USJにはパークオープン時から団体客向けの多目的ホールがありました。この5年で団体向けサービスの売上は3倍に急増したため、中小企業にも利用しやすいように小規模のホールを作ったのです。

「多くは福利厚生だとか、従業員の方の満足度を上げるためには、今までの宴会とか慰安旅行とかそういったものじゃなくて、こういったテーマパークでイベントをやる、パーティーをやるっていうのが徐々に主流になりつつあると考えています。」(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 村山卓さん)

企業がなぜテーマパークを利用?

人材確保が難しくなっている中小企業では、福利厚生に力を入れる企業が増えています。物流事業を手掛ける「山九近畿サービス」(本社:堺市)は従業員が約540人いますが、職場が兵庫県や滋賀県など広域にわたるため、これまで社員らが一堂に会することはありませんでした。

「ご夫婦でもいいし、子どもさんを含めてご家族でもいいし、まずは遊びに来てもらって、その後付けとして会社としてのパーティーを開催するということであれば、いわゆるホテルなんかに集まるよりかは集まっていただけるんじゃないかなと。」(山九近畿サービス 楢原利晴社長)
Q.USJはよく行く?
「めったに行かないですね。私は3年ぶりです。家内も行きます。楽しみにしていますよ。」(社員)

アトラクションを満喫…パーティーでは社員の一体感

そして迎えた当日。パーティーには300人を超える社員や家族が集まりました。

【親子で参加した社員】
「娘が乗り物大好きなので絶叫系から。それを乗せたいですね。」(社員)
「『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド』とか『ザ・フライング・ダイナソー』に乗りたい。」(社員の15歳の娘)
「ありがたいですね。こういう機会がないとなかなか一緒に来られないので。」(社員)

社員や家族はパーティーが始まる時間までパークを満喫します。
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そして午後4時すぎ、ピーコック・シアターに社員らが集まり始めました。

「皆さん、きょうはお休みの中、たくさんお集まりいただきまして本当にありがとうございます。乾杯!」(山九近畿サービス 楢原利晴社長)

パーティーが始まってからは終始まわりを気にかける社長、なかなか会えない社員たちとの交流を楽しみます。

「(USJは)僕は12年ぶりくらいかな。楽しかったですね、すごく。」(社員)
「びっくりしました。家族が参加できるのはすごく良いと思います。」(社員の妻)
「最高ですわ。頑張っているかいがあります。」(社員)
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最後には全員が立ち上がって会場の盛り上がりは最高潮に。普段集まることが難しい社員たちですが、この日は一体感が生まれました。

「高齢者から若い者まで一緒に楽しんでいたようですから非常に良かったなと思っています。また来年もというふうには考えております。」(山九近畿サービス 楢原利晴社長)

年内の土日はすでにほぼ予約がいっぱいだというピーコック・シアター。USJの勢いはまだまだ止まりそうにありません。

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