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中抜けOK!週休3日も可!「完全フレックス制」導入の寝屋川市役所 採用の応募人数は10倍に

2019年10月08日(火)放送

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「働き方改革」という言葉をよく耳にするようになりましたが、固いイメージが強い「お役所」で今年10月から全国初の試みがスタートしました。職員が働く時間を自由に選べる「完全フレックス制」で、なんと中抜けもOK。導入の狙いとは?

寝屋川市役所は今年10月から「完全フレックス制」

午前8時。大阪府の寝屋川市役所にはちらほらと職員の姿が。

「今日は午前8時半から午後5時までです。フレックスです。」(市役所職員)
「朝の1時間というのは、非常に仕事がはかどりますので。」(市役所職員)

今年10月から寝屋川市役所でスタートした「完全フレックス制」。9月までは午前9時~午後5時半までが定時でしたが、10月から上司の許可が出れば午前8時~午後8時までの間で希望する時間に働くことができます。

例えば、早く出勤した分は早く帰る。逆に朝はゆっくり出勤することもできます。なんと「中抜け」もOKです。残業はなく、必ず働かなければならない時間帯いわゆる「コアタイム」もありません。完全フレックス制の開始から1週間。職員の反応は…。

「平日のどこかの時間をピアノのレッスンに使おうと思っています。(Qいいのかなみたいな気分は?)ちょっとあります。でも、今回の制度は全職員対象なので、“お互い様”という気持ちがあるのでは。」(市役所職員)
「両親の具合が悪くなって、その介護という形で、実家の方に帰ったりさせていただく時間に。それまでは遅刻早退がかなり…(Q遅刻・早退扱いになってしまうのですね?)そうなんです。だいぶこの制度によって助けられると思う。」(市役所職員)

午後5時前には退庁する人の姿も。

「ちょっと早めに帰れたので、スーパーで買い物をして料理の勉強をこれからしていこうかなと。」(市役所職員)

職員の反応は上々でした。

旗振り役・市長の狙いは「優秀な人材の獲得」

この制度の旗振り役・広瀬慶輔市長にお話を伺いました。

「中抜けOKです。コアタイムはありませんので。例えば病院行っていただくのもそうですし、ヘアサロンに行っていただくのもかまわない。さっぱりして帰ってくる人がいる。週休3日も可能です。」(寝屋川市 広瀬慶輔市長)

市長には“ある狙い”があるそうで…

「今、自治体ごとの競争の時代に入っているので、優秀な若い職員さんは取り合いになる。(Q言ってみれば“採用”?)はい。(Q効果は?)てきめんですよ。これまで秋の採用といえば100何十人とか応募者があったが、それが今年10月の秋採用は1600人ですから、一気に10倍以上。」(広瀬慶輔市長)

時間がずれて滞る業務は?→「不要な業務」見直しへ

一方、残業がなく各々の勤務時間がずれることで滞る業務が出る可能性もあります。実はこれも計算済みで不要な業務を見直す方針だといいます。

「働き方の時間の問題よりも、業務の総時間が減るので、その減った部分の業務をいかに削るか。市民の生活に直接影響しないような事務だとか調査だとか、そういうものについていかに捨てていくかという作業を実は今並行してやってる最中ですね。」(広瀬慶輔市長)

理論上は納得できるものの、成功するかどうかはやってみないとわかりません。負担が大きいとみられる管理職は…

「(Q期待と不安どちらが大きかった?)え~、半々です。今まで通りのやり方にすると、どうしてもあふれてしまう仕事の量がありますので、そのあたりは頑張って仕事の断捨離をやって、必要ないことは『もうやらなくていいよ』ということで、色付けをしていって、本当に必要なものだけをやっていく。(Q羽根さんご自身も、フレックスは?)はい、とります。休み時間…仮眠といいますか…(Q仮眠?シエスタ〔スペインの昼休憩〕ですか?)そういうイメージです。」(寝屋川市役所 羽根基博課長)

(「Newsミント!」内『令和をよむ』より)

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