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3mのデカイ自販機で売る「ゴトカン」は三方よし!人も金もかけない淡路島の挑戦

2019年08月20日(火)放送

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人口減少による人手不足が進む時代、都市部から離れた地域ではいかに人材を確保してご当地の魅力を発信していくかが課題となっています。そんな中、ヒトもおカネもあまりかけない自動販売機を使った挑戦が始まっています。

3mの自販機で売るご当地缶詰「ゴトカン」

その自動販売機があるのは兵庫県の淡路島と聞いて西靖アナウンサーが訪ねました。早速、ひときわ目につく高さ3mの自動販売機を発見。2台の自動販売機が縦に繋がっているような形をしています。これを作ったのは「アイナス」の大内晋社長です。

「新しいご当地自販機のシンボル的なものを淡路島で作りたいと思い弊社で加工して作ってきた。」(大内社長)
「175cmの私でも上の自動販売機にお金を入れるのは無理ですね。」(西アナウンサー)
「上は購入できないんです。下の自販機は正常に動きますので。」(アイナス 大内晋社長)

ご当地産の商品が入った缶詰、その名も「ゴトカン」が販売されていますが、価格も1000円となかなかの高さです。西アナウンサーもゴトカンを購入してみることに…

「この自販機見てください。おつりの表示が『100円切れています、10円切れています』お釣りなんか無いと。」(西アナウンサー)

西アナウンサーが選んだのは…淡路島の名産品・オリーブの塩漬け。パックされていた商品が缶の中に入っていました。他にも淡島産玉ねぎのオニオンカレーや、サクラマスのスモーク。食べ物以外にも鬼瓦のストラップやガイドブックなど28種類。(2019年8月時点)“ゴトカン自販機”は去年から試験的に設置され、現在は島内の商業施設やホテルなど8か所11台になりました。

親子も気になった「ゴトカン」

取材しているとゴトカン自販機の前で、買おうかと検討中の親子がいました。

「(吹き戻しは)淡路島が産地でしょう?子どもに買おうかって言ったけど『いらない』って。親は買ってあげたいけどいらないって…」(お父さん)

しかしその後、別のゴトカンを購入。缶に入っていたのは玉ねぎドレッシングやスープなどでした。購入してみた感想は…?

「ちょっと…楽しかったです!ふふふ」(娘)

「時間に関係なく販売できる」決め手で設置

時間に関係なく販売できるということで設置を決めたホテルも。

「ホテルのショップが閉まった後もお客様がご利用いただける。地元の出店している取引様も売れれば売れるほど売り上げが上がる。3つ(消費者・出店者・ホテル)がいい方向に向かっていければいい。」(ホテル&リゾーツ南淡路 上村昌宏総支配人)

地方の生産業者が抱える共通の悩みが開発の背景

反応はまずまずのようですが、ゴトカンが生まれた背景には地方の生産業者が抱える共通の課題がありました。

「自社のHP作っても誰も見に来ない、大手の販売サイトに載せたけど売れても手数料取られてしまうと。良いものを伝えていっても利益が残らない仕組みの中でずっと苦しい状況にあるのがローカル地域の現状。今ちょうど人不足が進んでいるので、売るツールとして今回の自販機に繋がった。」(アイナス 大内晋社長)

さらに、自動販売機と缶詰だからこその楽しみが「ゴトカン」にはあると言います。

「魅力的なものってなんなのってところで、缶は渡す側も開ける側もドキドキわくわくできる器で、お土産が自販機で買えれば魅力的になるのではと思って、その思いでチャレンジしている。」(アイナス 大内晋社長)

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