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京アニへ 祈りの夏・聖地の声 #2「Free!」編

2019年08月13日(火)放送

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京都アニメーションの作品の舞台となった場所に、いま多くの人たちが訪れています。ファンにとって”聖地”とされる作品ゆかりの地を取材し、クリエイターたちの鎮魂と作品を称えるシリーズ「祈りの夏・聖地の声」。2回目の8月13日は、鳥取県の小さな町を訪ねました。

鳥取県岩美町で綿密なロケを行った京アニスタッフ

兵庫県から県境の山を越えると、そこは鳥取県岩美町。日本海に面した人口1万人ほどの小さな町を去年44万人の観光客が訪れました。ここは、京都アニメーションが生んだ代表作のひとつ「Free!」の舞台として知られています。作品の制作段階で京アニのスタッフは、この町で綿密なロケを行っていました。

「(「Free!」の舞台となったプールを)上からも正面からも横からも、いろんな角度から風景をおさえていた。非常に細かくて綿密に作業されていました。」(岩美町教育委員会 飯野学さん)

高校の男子水泳部員たちが主人公の「Free!」

「Free!」は、高校の男子水泳部員たちが全国大会へ向けて切磋琢磨する青春を描いた作品で、2013年からテレビ放映が始まり劇場版も制作されました。

主人公の高校生たちが暮らす町「岩鳶町」のモデルが、ここ岩美町なのです。

長く続く作品だからこそ一緒に成長していける

夏休みに入ったある日、大阪から来たという2人の高校生がいました。登場人物たちと同じジャージを着ています。

「全部が感動する。あぁ(作品で)見ていた景色や、みたいな。」(大阪から来た高校生)

遠く佐賀県から訪れたのは、高校3年生の千綿秋穂さん。「Free!」の主人公、ハルちゃんこと七瀬遙を同級生のように慕っています。

「長年続く作品だからこそ一緒に成長している感じがあって、(私が)高校生になったらハルちゃんたちも高校生になって、私ももうすぐ大学生でハルちゃんたちもいま大学1年生で、一緒に成長している感がある。それが止まってしまうのかなと思うと寂しくなる。」(高校3年生 千綿秋穂さん)

「Free!」から希望と夢をもらい仕事をもう一度頑張れた

高校生だけではありません。この日、30歳のひとりの女性と出会いました。東京からやって来た光信亜津佐さんです。岩美町を訪ねたのは6回目だといいます。

「ちょっと病気になっていて仕事を休んでいる時だったんですけど、それで『Free!』を知って、休んでる間に時間があったので『Free!』を見て、なんか希望とか夢とかいいなと思って、それでもう一回仕事頑張ろうと思えたのはあります。」(東京から来た 光信亜津佐さん)

光信さんがストレスで仕事を休んだのは2年前。「Free!」を見て勇気をもらい、それからたびたび岩美町を訪ねるようになって、徐々に気持ちが癒されていったといいます。

「社長さんがコメントを出されていたと思うんですけど、いま必死に戦っています、もう少し待ってくださいというのを聞くと、もちろん無理はしないでほしいですけど、だったらもう何年かかっても待ちたいというのはあるし、そういう強い思いとか気持ちで作られた作品だから、言葉にならない魅力があるんだろうと思う。」(光信亜津佐さん)

京アニの作品世界がつなぐファンとロケ地の絆。ファンたちは、“聖地”と呼ぶリアルで特別な場所で自分の生き方を見つけようとしているのかもしれません。

MBS報道特別番組

【8月18日(日)25:25-26:25 関西ローカル】
 MBS報道特別番組の放送を予定しています。
『祈りの夏・聖地の声 ~京アニに伝えたい感謝の言葉~』
あの事件から1か月。京アニ作品が人々に与えた希望や勇気、巡礼先の聖地で聞かれた感謝の言葉。アニメーターたちを讃え、鎮魂の祈りで綴る1時間。

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