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お盆休み「タイヤのバースト」に注意 空気圧のチェックはしていますか?

2019年08月09日(金)放送

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実は夏のこの時期、JAF(=日本自動車連盟)では「タイヤのパンク」で出動する件数が年間で最も多くなります。そのパンクの中でも、特に増えている『バースト』の危険性について調べました。みなさんのタイヤは大丈夫でしょうか?

熱い路面がタイヤ破裂の要因に!?

お盆の時期、各地の高速道路でみられる渋滞。NEXCO西日本は、今年の帰省のピークは8月10日と11日、Uターンのピークは13日と14日と予測しています。この時期はレジャーなどでも車での長距離移動が増えますが、そこには思わぬ危険が潜んでいるのです。JAF兵庫支部の塚本秀樹さんに話を聴きました。

Q特に夏の時期に起こるトラブルというと何がありますか?
「この時期ですとパンク、ガス欠、事故、バッテリーあがり、様々あるんですけれども、特に高速道路においては『バースト』がワースト1位になりますよね。」(JAF兵庫支部 塚本秀樹さん)

『バースト』とは、走行中にタイヤが破裂することです。例えば、必要な空気圧の半分しかないタイヤでそのまま高速道路などで走り続けると徐々にたわみ始め、波を打ったような動きになっていきます。そして、破裂してしまうのです。

「タイヤっていうのはどんどん熱を持ち始める。この中には空気が入ってるので、熱を持ち始めるとどんどん空気が膨張していく。空気はどんどん逃げる場所を探していきますので、亀裂だとか穴とかがあるとそこに負担がかかってしまって、いきなりバーストする。」(JAF兵庫支部 塚本秀樹さん)
Qバーストは夏に起きやすい?
「路面が熱ければその分早くタイヤも負担がかかってしまいますので、パンクする要因にはなりますよね。」(JAF兵庫支部 塚本秀樹さん)

近年「バースト」が増える理由

夏に特に増えるバースト。実はこのバーストを含む「タイヤのパンク」での出動件数は、JAFによるとこの10年間で約14万件増加していて、2018年度は40万件を超えています。さらに、高速道路上でのパンクによる出動理由は全体の4割を占めているのです。ではなぜバーストが増えているのでしょうか。

「タイヤのドレスアップというか、ホイールってあるんですけど、大きいホイールになればなるほど扁平率というタイヤの厚みがどんどんどんどん薄くなるんです。」(JAF兵庫支部 塚本秀樹さん)

近年、人気となっているのが、純正のタイヤではなくホイールの大きな薄型タイヤ。しかし、タイヤが薄いと空気が抜けていることに気づきにくいといいます。さらに…

「10年前から比べるとセルフのガソリンスタンドが増えてきた。有人のガソリンスタンドでしたらエアーの確認やオイル交換のサービスもあったと思うんですけども。空気を確認するっていう習慣というか、仕組みがまだできていないのかなと。」(JAF兵庫支部 塚本秀樹さん)
Q空気圧はどれくらいの頻度で点検するのがいい?
「空気圧っていうのも自然に抜けていきますので、約1か月に1度くらいはチェックをしていただきたいですね。」(JAF兵庫支部 塚本秀樹さん)

一方で長距離を運転する方に聞いてみても…

「ガソリンスタンドでガソリン入れていたら見てくださったりとかっていうのがあるので、自分で気にしたことはない。1年に1回とか2回とかくらいですかね。」(女性)

空気圧が減り現れた違和感…そしてバースト

タイヤのパンクで1日3~4件は出動するというJAFの塚本さん。取材の日も救援依頼の電話がかかってきました。

「もしもし、こちらロードサービスJFAの塚本と申しますけれど、タイヤはバーストしている感じですかね?」(電話で応対するJAF兵庫支部 塚本秀樹さん)

塚本さんは早速現場に向かうと、阪神高速の本線上に後輪がバーストした軽トラックを見つけました。ここから安全な場所に車を運び、修理を始めます。仕事帰りだったという運転手の男性は朝から違和感を感じながら運転していたといいます。

「ちょっとね、手に来るような感じはあったんですけど。ぶるぶるっと震えるような、今までなかったことがあったので。ちょっと高速は怖いなと思っとったんやけど。」(タイヤがバーストした車の運転手)

修理の際には他のタイヤなどにも異常がないか確認します。

「タイヤ交換する際に4本とも確認させていただいたんですけど、若干空気は減っていました。そろそろ交換時期ですね。」(JAF兵庫支部 塚本秀樹さん)

タイヤの空気を確認するのはとても簡単だと話す塚本さん。

「大体、車には運転席のドアを開けていただくと、開口部にシールが貼ってあります。」(JAF兵庫支部 塚本秀樹さん)

車内に貼ってあるシールで自分の車の空気圧の適正値がわかります。今はセルフのガソリンスタンドにも空気圧を計る測定器を置いているところが増えてきていて、時間もかからずに確認できるので、確認をしておけば安全に繋がるということです。

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