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ブーム再々来のタピオカ その3つの理由は?

2019年07月12日(金)放送

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ある通販サイトの“タピオカの売り上げ”は、今年1月と5月を比較すると14倍に急増しています。これまでに何度か来ているタピオカブーム。タピオカの魅力と今回のブームは以前とどう違っているのでしょうか。

「3度目のブーム」タピオカ 人気が復活したわけは?

7月9日、大阪・難波にオープンした台湾スイーツ店「台湾甜商店なんばウォーク店」。ショッピングモールには行列ができていました。

「もちもちしていて、かわいくて、美味しい。」(学生・20歳)

もちもちした触感が人気のタピオカドリンク。この店では、台湾から輸入したタピオカを1時間以上かけて店内で煮込み、出来立てを提供するのがこだわりです。

去年あたりから大ブームとなっているタピオカですが、実は今回が「3度目のブーム」。最初は1990年代ごろ。粒が小さく白いタピオカをココナッツミルクに浸したものが人気でした。パンケーキなどとともに2008年ごろに2度目のブームが到来。今と同じ1cm近い大きな黒い粒となって太いストローとともに台湾から日本に入ってきました。そして3度目となる今回、人気が復活した理由は何なのでしょうか。

【タピオカブーム再来の理由1:台湾旅行人気】

「台湾に旅行に行かれる方が多くなったというので、台湾でタピオカを飲まれて日本に帰って来られたときに、タピオカがあるっていうことで飲まれるようになった。」(台湾甜商店 前川由奈さん)

LCC登場による台湾への旅行客増加がブームを加熱させました。さらに…

【タピオカブーム再来の理由2:SNS効果】

「“インスタ映え”っていうんですか。タピオカドリンクも結構見栄えするものが多いので、それとともに写真を撮られる方が多い。」(台湾甜商店 前川由奈さん)

“インスタ映え”が商品の売れ行きを左右するといわれるいまの時代。10年前にはその言葉さえありませんでした。

「自宅でタピオカ」通販サイトでは売り上げ急増

【タピオカブーム再来の理由3:自宅でタピオカ】

輸入されたタピオカを購入し、自宅で自分なりにアレンジする人も増えているといいます。

「自分でスーパーとかで買ってきて(作って)飲んだりしている」(高校生18歳)

ヤフーの通販サイトで販売されたタピオカの売り上げは、今年1月から5月のわずか半年ほどで約14倍と急増しています。

本場「台湾流」!タピオカを作る国内工場

台湾などからすでに粒状にできあがったものを輸入するのが主流ですが、タピオカを製造している工場があると聞いて、玉巻映美アナウンサー、京都府京丹後市網野町へ向かいました。

「ありました、ありました。『京丹後タピオカ製造工場』と書かれています。」(玉巻アナウンサー)

京都府京丹後市の木崎広海さん(37)。以前は明石でタピオカドリンク店のオーナーをしていましたが、2年前からは地元にタピオカを広めるため製造業に力を入れています。

「こちらがタピオカの原料で、キャッサバの粉です。(Qキャッサバとは?)大きめの…真っ白い芋ですね。」(木崎広海さん)

キャッサバという芋からとるでんぷん粉が原料となっていて、そこにカラメルを混ぜて黒い色を付けていきます。そして、回転窯を使って丸くしていくのが本場「台湾流」。

Q今(粉は)さらさらな状態ですけど、これが粒になっていくんですか?
「そうなんですよ。最初の方はわからないんですけど、もうちょっと水分を加えていくと、小さい玉になっていくんですよ。」(木崎広海さん)

10回転するごとに霧を吹きかけて指先の感覚だけで水分量を確認します。そのため、回しだすと長い時で7時間は窯から離れられません。

Q食事やお手洗いのときは?
「その時はアルバイトの方か母親にちょっとかわってもらって。」(木崎広海さん)

木崎さんのように、回転窯を使ってタピオカを製造しているのは日本に2か所しかないと言います。

回し始めて5時間、粉状だったキャッサバ粉が直径1cmほどの粒になりました。

「すごくきれいな形になりましたね!大豆というかお豆みたいな感じに見えますね。」(玉巻アナウンサー)

これを1時間ほどゆでると、あの黒いタピオカになります。京都や東京の店に卸していて、売り上げは去年の約10倍に。

自宅でタピオカを作って楽しむ人向けの商品も販売しています。

「これが最近できたインスタントタピオカっていうか、1分でできる(冷凍)タピオカです。」(木崎広海さん)

店で飲めば1杯500円はしますが、自宅で1分ゆでればできる冷凍タピオカは60円ほどと安さも人気の1つです。実際に飲んでみると…

「ほんのり黒蜜っぽい甘みというか。おいしいです。」(玉巻アナウンサー)

このタピオカブーム、いつまで続くのでしょうか。

「おいしてくてこだわっている店は残っていくと思いますよ。下手したら第4次とかどんどん次またブームになるかもしれないですけど、こだわればこだわり続けるほどブームは続けていけると思いますね。」(木崎広海さん)

(「Newsミント!」内『ニュースの数字』より)

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