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【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区

2019年07月11日(木)放送

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7月21日に投開票される参議院選挙。京都選挙区は改選数2に対し、自民、共産、立憲など5人の候補者が戦う激戦区です。京都はかつて自民党と共産党の必勝区とも言われた選挙区ですが、旧民進系で候補者を一本化するなど熱い戦いが繰り広げられています。

■立憲民主党■

●増原裕子さん

「国民の皆様の京都の皆様の暮らしに寄り添う、暮らしの安心を守っていく、そのためにこれから17日間戦ってまいります。」(立憲民主党・新人 増原裕子さん)

立憲民主党の新人・増原裕子さん(41)は自身が性的マイノリティ=LGBTとして悩んできた経験から、LGBTに対する理解を深めるための企業研修などを行っています。

「私自身が女性としてまたLGBT=性的マイノリティとして、とても思春期のときに特にLGBTとして悩んでいた経験があります。なぜ生まれながらに差別されなくてはいけないのだろうというのが(出馬の)原点にある。」(増原裕子さん)

その増原さんのパートナーは、経済評論家の勝間和代さんです。勝間さんは選挙期間中、ほとんど京都に滞在し増原さんのサポートを行っていて、この日は街頭でマイクも握りました。

「参院選に出ると聞いたときに、大丈夫なのというのが正直な意見でした。それから7か月8か月経つと統一候補として勝負ができる戦いまでもってきている。この人に託せばできるんじゃないかという期待を本当にもたせる不思議な魅力がある。」(勝間和代さん)

「料理を作って待っててくれているので、疲れて帰ってきたときにおいしいご飯を食べると体が回復する。ビーフシチューとか。」(増原裕子さん)

年金制度の立て直しや子育て環境の充実などを掲げ昨年末から京都で活動を続けていた増原さんに、春になって朗報が入りました。

「京都の議席を皆さんと一緒にもう一度奪還しようではありませんか。」(国民民主党 前原誠司衆院議員)

同じく旧民進党から分かれた国民民主党の候補が出馬をとりやめたのです。国民民主は共倒れを避けるため、増原さんを支持すると表明。選挙戦では国民民主の地方議員らも応援に入り、議席獲得を目指します。

■共産党■

●倉林明子さん

「(消費税)8%に上がって商売やめた、年金で食べられなくなった、本当に大変な声があがってきております。こんなときに10%にするなどもってのほかじゃないでしょうか。」(共産党・現職 倉林明子さん)

共産党で現職の倉林明子さん(58)は「弱いものいじめは絶対に許さない」というスローガンで、年金制度改革や10月の消費税増税反対を訴えています。倉林さんは1994年に京都府議に初めて当選してから、京都市議を5期、そして6年前の参院選と、選挙は7連勝中の負けなしです。豊富な経験から、今回の選挙戦でも国政で230回あまり国会質問をした実績などを軽快な演説でアピールします。

「これからも必ず働きまっせ。こんな議員落としたら損でっせ。だからなんとしても2期目も必ず国会で働かせてください。」(倉林明子さん)

共産党が最重点区の1つとして位置付ける京都選挙区。共産党はこの春の統一地方選で、府議選・京都市議選ともに善戦し、自民党に次ぐ第2党。しかし、3年前の参院選では共産党候補は自民党と民進党の現職に20万票近い差をつけられて大敗しています。志位委員長は「絶対に守らないといけない議席」だとして、公示前に3か所、公示日翌日にも京都へ応援に入りました。

「京都は府会でも京都市会でも自民党に次ぐ第2党が共産党。野党第1党は共産党なんです。だから京都で自民党を倒そうと思ったら共産党が倒すしかないんです。倉林さんが勝つしかないんです。」(共産党 志位和夫委員長)

「年金の怒りはすごく広がっているなと思うのと、この減り続ける年金をどうしたら止めて安心できるものにできるのか訴えたい。」(倉林明子さん)

■自民党■

●西田昌司さん

こうした野党候補を迎え撃つのが、前回トップ当選の自民党の現職・西田昌司さん(60)。公明党の推薦を得て今回も圧倒的勝利を目指しますが、西田さんは自民党のなかでも“特殊”な存在です。

「消費増税を今すべきじゃない、これには間違いありません。」(自民党・現職 西田昌司さん)

税理士の西田さんは、政府が掲げる10月の消費税増税の凍結をこれまで言い続けてきました。

「経済政策的には上げない方が良いに決まっているんです。(増税は民主党政権との)政治的な約束でしたから、けりをつけることでその後は経済政策を重視してデフレ脱却のための財政出動等をやっていく方向に(安倍政権が)ハンドルを切られた。そういう意味では仕方ないところもあると思いますね。」(西田昌司さん)

応援にかけつけた今井絵理子参議院議員もこう話します。

「安倍首相もおっしゃっていましたが、西田さんとお話するとき一番緊張すると。こういった厳しい与党内野党といいますか、そういった議員がいなければ、もっともっと国民から外れた施策が実行されていたかもしれません。」(自民党 今井絵理子参院議員)

「私が言うてるのはこれでええねん。」(西田昌司さん)

西田さんの訴えは「経世済民」。世を治め、民を救うという意味です。デフレ脱却のための政治政策のほか、多発する災害など個人では対応できない危機から国民を救うことが政治家の使命だと訴えます。

「(Q選挙期間中の昼食は?)いつもこんな感じ。麺類が一番消化に良いんでね。」(西田昌司さん)

昼食も時間がかからないうどんであっという間に済ませます。西田さん、3期目の当選を目指して京都の町を駆け抜けます。

■諸派■

京都選挙区には他にも「オリーブの木」の新人・三上隆さん(88)、「NHKから国民を守る党」の新人・山田彰久さん(38)が立候補しています。

激戦の京都選挙区で議席を獲得するのは誰なのか。戦いの熱は高まるばかりです。

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