MBS 毎日放送

ミント! ミント!

毎週月~金曜日 ごご3:49~放送関西のニュースは毎週月~金曜日 ごご4:30~放送

ミント!

【参院選】奈良・和歌山・滋賀選挙区 与野党勝敗のカギを握る激戦「1人区」の行方は?

2019年07月10日(水)放送

SHARE
Twitter
Facebook
はてなブログ
LINE

7月21日に投開票される参議院選挙。改選数1の奈良、和歌山、滋賀の3つの選挙区を取り上げます。与野党の勝敗のカギを握るとされる1人区。野党は全国32の1人区全てに統一候補を立てていて、激戦が予想されます。

■奈良選挙区■

奈良選挙区には幸福実現党で新人の田中孝子さん(64)、自民党で現職の堀井巌さん(53)、無所属で新人の西田一美さん(58)の3人が立候補しています。

■堀井巌さん

「この6年間、ここにいらっしゃる皆様方を含めて大勢の奈良県民の方々から、この奈良の強さ、可能性、そしてさまざまな課題を教えていただきました。」(自民党・現職・堀井巌さん)

自民党・現職の堀井巌さん(53)は初当選後、外務大臣政務官としてのべ56か国を訪問しましたが、今回の選挙では奈良県を第一にと訴えます。実は奈良県では前回の衆議院選以降、衆参の全議席を自民党が占めています。

「(堀井候補は)世界中を駆け巡っていました。そして外国との友好関係を築くのに尽力をされ、経済の分野での発展に大きく貢献をされています。」(演説する自民党・小林茂樹衆議院議員)

この日、応援に駆け付けた小林議員。おととしの衆院選で宿敵の馬淵さんを破り、自民王国を印象付けましたが、堀井さんもこの波に乗れるのでしょうか。

「これまで6年間自分自身が何をやってきたか、それを有権者の方はやっぱり見ておられる。常に選挙というのは自分自身との戦いだと思ってやっております。」(堀井巌さん)

■西田一美さん

一方、野党統一候補として初出馬する無所属・新人の西田一美さん(58)。選挙戦のスタートに選んだのは、かつて役場で働いていた宇陀市の旧室生村でした。

「宇陀市室生、この場から奈良県から、この社会を変えていける。スタートを切れる。」(無所属・新人・西田一美さん)

そこには無所属となった馬淵議員の姿もありました。

「与党の候補者と1対1の激突となる大切な選挙。しかし相手は自民党、巨大な組織です。」(演説する無所属・馬淵澄夫衆議院議員)

今回、統一候補に力を入れる野党。公示日の翌日には、立憲民主党の枝野幸男代表もやってきました。奈良県で初の女性の野党統一候補に期待を寄せます。

「(奈良県は)全体として勝っているとまでは言いませんけども、十分に戦えると」(立憲民主党・枝野幸男代表)

「(枝野代表の応援は)ありがたいと思っています。野党統一オール奈良ということで、私が戦うという意味においては、ちょっとプレッシャーではありますけれども。その勢いをいただいて、最後まで頑張り抜きたいなと思っています。」(西田一美さん)

■田中孝子さん

ほかにも幸福実現党で新人の田中孝子さん(63)が6度目の国政選挙に挑みます。

■和歌山選挙区■

和歌山選挙区には無所属で新人の藤井幹雄さん(58)、自民党で現職の世耕弘成さん(56)の2人が出馬しています。

■藤井幹雄さん

「私はこの脚、この脚で自転車で回らせていただきます。地に足つけて戦います。」(無所属・新人・藤井幹雄さん)

野党統一候補として出馬した無所属・新人の藤井幹雄さん(58)。選挙活動中の相棒はトライアスロンで鍛えた身体と自転車です。弁護士だった藤井さんが参院選への出馬を決意したのは、安倍政権下での憲法改正に危機感をもったからでした。

「嘘と隠ぺい、ごまかし、国民を騙す、そういう政治がまかり通っている。安倍政治の暴走をこのままにしておいていいのか。その思いがどんどん日に日に強くなっています。」(藤井幹雄さん)

■世耕弘成さん

一方、ヘリコプターから手を振りながら降り立ったのは、安倍政権で経済産業大臣を務める自民党・現職の世耕弘成さん(56)。

「ヘリコプターなんか贅沢じゃないかって思われるかもしれないけど、私はたった1日しかないんです。」(自民党・現職・世耕弘成さん)

今回、選挙期間中に和歌山に入れるのはたった1日。閣僚としての公務と各地の選挙応援で忙しいからですが、演説では実績をアピール。得票率全国1位を目指すという余裕さです。

「経済・外交をここまで、今までの政権では考えられなかったくらい立て直してきました。前進をさせてまいりました。安定の政治を自民党公明党の安倍政権に与えていただきたい。」(世耕弘成さん)

■滋賀選挙区■

滋賀選挙区はNHKから国民を守る党で新人の服部修さん(45)、無所属で新人の嘉田由紀子さん(69)。自民党で現職の二之湯武史さん(42)の3人の戦いです。

■嘉田由紀子さん

「何としても嘉田由紀子を、共闘の団結の象徴として国に送り込んでいただきたい。」(無所属・新人・嘉田由紀子さん)

滋賀県知事を2期8年務めた嘉田由紀子さん(69)が衆院選に続いて、無所属で挑む今回の参院選。野党統一候補とあって第一声には各党に加え、さきがけの代表だった武村正義さんの姿もありました。

「嘉田さんは一貫しています。栗東駅の問題(新幹線の新駅凍結)も大戸川ダムの問題(建設中止)も、毅然として最初の公約を守り通して実現をされた。」(元さきがけ代表・武村正義さん)

しかし、嘉田さんの選挙戦はいつも通りの草の根運動です。

「手こぎ船選挙です。相手は大きな自民党、総理大臣まで次々とやってくる。そういう軍艦選挙に対して、こちらは草の根の手こぎ船選挙。」(嘉田由紀子さん)

元知事としての知名度をいかして、一人一人に膝を突き合わせて話を聞いていきます。この日も朝早くから山間の集落を回ります。

「(住民の方に)40年前に案内していただいていているの。学生時代にこちらにずっと調査に来ているんです。」(嘉田由紀子さん)

道中も人がいたら車から降りて握手をしにいきます。

「本当に早朝から皆さんが出てきていただいて、握手してご支援していただいていること、本当にうれしいです。」(嘉田由紀子さん)

忙しい選挙活動も慣れたものです。


「(Q選挙活動は忙しい?)私の人生いつもいつも忙しかったから。(知事時代は)24時間365日気が休まらなかった。」(嘉田由紀子さん)


■二之湯武史さん

「ダムを撤回し、ケチケチ財政で滋賀県の経済を停滞させた方に、どうして国政が任せられるんですか、皆さん。」(自民党・現職・二之湯武史さん)

自民党公認・公明党推薦の現職・二之湯武史さん(42)。第一声では知名度のある嘉田さんを意識した演説を行いました。

「もちろん知事2期された方だし、それまでも滋賀県でずっと活動されてきた方なので、県民に知名度のある方ですけど、勝てない相手でもないと思っていますし。」(二之湯武史さん)

自民党も激戦区と位置づける滋賀。選挙戦初日に小泉進次郎議員が応援に入る力の入れようです。

「滋賀県民の多くの人が知っている元知事。その人生の大先輩に立ち向かう、私と同世代のチャレンジャーが二之湯さんです。」(演説する自民党・小泉進次郎衆議院議員)

そして3日目には安倍晋三首相もかけつけました。

選挙期間中も食事には気を使っているという二之湯さん。この日は知人のお店でランチです。

「食の会をいうのを作っているわけですね、滋賀県の食文化を振興していこうと。その中にいた。」(二之湯武史さん)

元々京都出身だったことから、滋賀でこうした食やスポーツを通じたイベントに力を入れて支持を広げてきたといいます。

「あそこに沖島ってあるやんか、あそこでウェイクボードのワールドシリーズを誘致した。新しい提案ができる政治家って絶対必要だと思うんですよね。」(二之湯武史さん)

他にもNHKから国民を守る党の新人・音楽塾経営の服部修さん(45)が立候補しています。

勝敗の行方が選挙結果を左右するとされる1人区。激戦を制するのは誰なのでしょうか。

(「Newsミント!」内『特集』より)

最近の記事

バックナンバー