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【参院選】激戦の大阪選挙区 当選するのは4人...12人が立候補

2019年07月09日(火)放送

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7月21日に投開票される参議院選挙。大阪選挙区を取り上げます。改選数4に対して12人が立候補する大混戦となっています。各候補者はあの手この手でPR活動を行っています。

■日本維新の会■

大阪で連勝を続ける「日本維新の会」は3年前に続き現職の東徹さん(52)と新人の梅村みずほさん(40)の2人を擁立しました。

■東徹さん

「大阪から日本を変えていく。大阪の維新の改革こそ、国政でやらなくてはならない改革なんです。」(日本維新の会・現職・東徹さん)

維新立ち上げメンバ―の1人で現職の東徹さんは、維新が1人だけを立てた6年前の参院選で100万票以上を取ってトップ当選しました。今回の選挙で2人とも当選するには、うまく票を分け合わなければならないため、現職とはいえ不安を隠せません。

「なんかきょうも『維新2人通さなあかんから、梅村さんに入れてきたで』という人、結構いましたよ。僕としては本当に焦ってるんですけどね。」(東徹さん)

エネルギーチャージのため毎朝飲む“ニンジンジュース”は家族が作ってくれます。この日は次女が作ってくれていました。そしてジュースを飲む姿を次女が撮影し、SNSにアップ。幅広い世代にアプローチします。

「きょうも1日、元気でがんばるぞ。」(東徹さん)

■梅村みずほさん

維新がもう一人の候補として選んだ梅村みずほさん(40)。元フリーアナウンサーで、2人の子どもの母親です。

「私が一番やりたいことは、まずは大学の教育の無償化。自分に与えられた役割は一般の感覚。普通のお母さんの感覚。女性の感覚。」(日本維新の会・新人・梅村みずほさん)

政治経験はゼロ。この日は先輩の藤田文武衆院議員から演説のアドバイスを受けながらの街宣です。

「家庭で主婦は行財政改革を行っているんですよ。」(演説する梅村みずほさん)

「行儀いい感じなんで、派手にアクションしてもいいと思いますよ、強気で行きましょう。」(藤田さん)
「わかりました。」(梅村みずほさん)

暗中模索の毎日。今は選挙活動のため京都に住む家族と離れ、大阪でひとり暮らしをしています。6月30日の日曜日には、家族が京都から街頭演説の場所に来てくれました。子ども達が演説を見守る中、慌ただしく次の場所へと移動しなければなりません。

「行ってらっしゃーい。」(子ども)

■自民党■

自民党が立てたのは現職の太田房江さん(68)です。

「太田房江、まだまだがんばりまっせ。やりまっせ。」(自民党・現職・太田房江さん)

太田さんは知事として8年、参議院での6年の実績をPRします。

「大阪の成長、大阪の中小企業のことを考えて、一生懸命仕事をしてまいりました。」(太田房江さん)

今年4月の知事市長ダブル選以降、維新に負け続けている大阪の自民党。当初2人の擁立を目指していましたが、確実に勝つために太田さんに一本化しました。しかし自民党内部で反発もあり、まとまりきれるか不安だったといいます。

「自民党の地方議員さんたちが動いてくれるようになったので、これからだと思っています。」(太田房江さん)

しっかりと票を固めるため、公示後初めての週末(7月6日)には安倍首相も駆けつけました。イメージカラーのオレンジのジャケットをはおり自らを奮い立たせます。

「(オレンジ色のジャケット)アウトレットで安いのよ。9割引き、ほんまよ。」(太田房江さん)

■公明党■

公明党からは現職の杉久武さん(43)です。

「国の予算の無駄削減、毎年1000億円、数多くの改革を実現させていただいてまいりました。」(公明党・現職・杉久武さん)

国会議員の中でただ一人、日米両方の公認会計士の資格を持つ杉さん。6年前に初当選。財務大臣政務官として、軽減税率の制度作りなどに携わりました。2期目の挑戦にも「財政改革」を掲げます。

「まだまだ国としての改革、特にやっぱり庶民感覚、生活者の感覚からすると、その使い方はどうなんだろうというところはまだまだある。」(杉久武さん)

結党以来55年間守り抜いてきた大阪選挙区の議席。「常勝関西」ともうたわれ公明党として絶対に落とせません。

「やっぱりええなあ、ちゃんとしてくれはるやん。」(支援者)

支援者たちは、“特製のチラシ”を持って応援。

「暑い中ありがとうねえ。ありがとうございます。」(杉久武さん)

思い切り汗をかき、激戦区での2期連続当選を狙います。

■共産党■

共産党からは現職の辰巳孝太郎さん(42)です。

「権力者に私物化された政治を国民の手に取り戻して、民主主義を回復しなければならない。」(共産党・現職・辰巳孝太郎さん)

辰巳さんは森友問題などで追及を続ける「若手のエース」です。初日から早速、志位和夫委員長が応援に。

「政治を変える力をもった政治家です。」(志位和夫委員長)

商店街では買い物客だけでなく店主からも話を聞いて、「消費増税ストップ」を訴えます。慌ただしく選挙活動が続く中、講演会に3歳の息子の姿が。

「(父と母)どっちが優しいですか?」(辰巳孝太郎さん)
「お父ちゃん。」(辰巳隆ノ介くん)

共働きの妻を助けるため子どもを連れて選挙活動をすることも。移動時間の束の間の会話がホッとする瞬間です。

「私は3人子どもがいるんですけれども、妻の負担を少しでも軽くするのも非常に大事かなと思っておりますので。」(辰巳孝太郎さん)

子煩悩なパパが、選挙の夏を戦い抜きます。

■立憲民主党■

立憲民主党からは新人の亀石倫子さん(45)です。亀石さんが公示日の朝、第一声の場所に選んだのは通いなれた大阪地裁の前でした。

「10年前に弁護士になって10年間ずっと通ってきたこの場所なので、政治家としての人生をここから始めようという気持ち。」(立憲民主党・新人・亀石倫子さん)

亀石さんは10年前から大阪を中心に弁護士として活動し、様々な事件と向き合い権力と対峙してきました。弁護士として、多くの人々の声を丁寧に聞いてきた経験を国政の場でも生かしたいと考えています。

「ひとりひとりのかけがえのない暮らしと自由を守りたいんです。自由に生きちゃダメですか。自由に生きましょうよ。」(亀石倫子さん)

自由を守りたい。そんな思いは選挙活動にもあらわれています。選挙事務所は誰でも気軽に入ることができるカフェのような空間を意識しました。そして活動も足元はスニーカー、カジュアルな服装でのぞみます。

「自分自身が自由じゃないと説得力がないので。多様な価値観とかライフスタイルに合った、自由に生きる選択肢があるということが、これからの時代の豊さだと思っています。」(亀石倫子さん)

■国民民主党■

国民民主党からは新人のにしゃんたさん(50)です。

「大阪は日本で1番ではなく、アジアの1番。そんな経済都市にしませんか。」(国民民主党・新人・にしゃんたさん)

大阪の大学で社会学などを教えているにしゃんたさん。

「スリランカ生まれの大阪人でございます。」(にしゃんたさん)

スリランカで生まれ、ドラマ「おしん」を見て日本に憧れ、31年前に来日しました。

「31年前の日本と今の日本はやっぱり違う。すごく皆キラキラ笑っていた大阪があったし、日本があったし。今はそれがないんです。」(にしゃんたさん)

にしゃんたさんは教育現場で奨学金の返済に苦しむ学生を目の当たりにして、立候補を決意しました。

「あらら”にゃんた”じゃないの。ひさしぶりやな。」(演説に着ぐるみが登場)

にしゃんたさんは、スリランカ出身である自分が政治家になることに意義があると考えています。

「多文化共生やダイバーシティを言わなくても、その具現化がされていますよね。喋らなくても実現されるのかなと思うんです。」(にしゃんたさん)

■諸派「安楽死制度を考える会」「オリーブの木」「NHKから国民を守る党」「幸福実現党」「労働者党」■

この他、諸派で「安楽死制度を考える会」の浜田健さん(53)、「オリーブの木」の足立美生代さん(47)、「NHKから国民を守る党」の尾崎全紀さん(48)、「幸福実現党」の数森圭吾さん(39)、「労働者党」の佐々木一郎さん(68)の5人が立候補しています。

12人が乱立する大阪・夏の陣。勝利をつかむ4人は誰なのでしょうか。

(「Newsミント!」内『特集』より)

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