MBS 毎日放送

2018年09月18日 20時30分 公開

ミステリーと愛の中で育った山村紅葉の軌跡

9月15日の「サワコの朝」のゲストは、女優の山村紅葉さん。ミステリー作家・山村美紗さんの長女として育った紅葉さんは、2時間ドラマ「赤い霊柩車」シリーズをはじめ、母が手がけた作品を中心に500本以上のドラマに出演してきました。サスペンスドラマには欠かせない存在の紅葉さんですが、女優になる前は国税調査官だったという意外な経歴も…!マルサ時代の話やこれまで語られる事のなかった母への思いをうかがいました。

母は何でも見破る最強のミステリー作家

紅葉さんが中学校に入ると、母・美紗さんが小説家としてブレーク。「お弁当も作ってくれなかったし、お友達は皆スキー教室の為にお母さんの手編みのセーターとか着てくるんだけど、私はそうでもなかったりとか」と多忙な日々を過ごす母のもと、寂しい思いをした当時を語りました。一方で"溺愛期"のエピソードも披露。早稲田大学への進学と同時に、一人上京した紅葉さん。初めての一人暮らしで心踊る紅葉さんに、母・美紗さんが突きつけたのは、門限20時という厳し目な条件でした。在宅していることを知らせるため「毎日8時に電話をかけなきゃいけないノルマがあって。絶対家の電話からじゃないといけなくて。背景(の音)とかでわかるらしく"今、高田馬場にいるんじゃないの?そのざわつき方は...とかって。静かなところからかけるんですよ?でも、色々見破られて。」さらに「転送のトリックを使ったときもバレて(笑)そのトリックは私今書いてるのよ。私を誰だと思ってるのよ"って言われました」と何をやっても見破ってくる最強ミステリー作家の母とのユニークな日々を語りました。そんな、母は紅葉さんが36歳の時に急逝。「過労って言われるくらい書いて死んだのは、あの子は私のコネだけで出てる女優だから私がいっぱい原作を残さないとあの子は女優をやれないからって...。下げたこともない頭を下げて...。反対して見にもこなかった舞台のチケットは、100枚くらい私に内緒で買っていたことがわかったんです」と親の心娘知らずだったエピソードを告白。天国に向けてこれからも邁進していく決意を語りました。
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譲り受けた推理力で活躍した国税調査官時代

大学時代に女優業を始めた紅葉さん。デビュー作は「結婚式当日に焼き殺される「燃えた花嫁」というドラマでの燃える花嫁役だったんです。バーナーがあっちこっちにある中、監督が"もう殺されるんだよ!もっともがかなきゃ!死んだことないのか?"とか言うから"ないです~"って笑 衣装さんには、ウェディングドレス30万円もするんですって言われて、いや、30万円より私(の体が)燃えるんだけどって笑」と抱腹絶倒のエピソードを披露しました。しかし、大学卒業後は、就職を決意した紅葉さん。国税専門官試験を受けていわゆる「マルサの女」の道に進みました。「新聞を見ていたら、やっぱり教育とか福祉にもっとお金を使いたいけれども、とても財源がない。そう言ってる中、脱税の検挙額の多さにびっくりして...。だったら、全ての法人や個人が適性に税金を納める世の中になれば、福祉や教育がもっと充実するんじゃないかと思ったんです」と、正義感あふれる志望動機を明かすと、勤務中にはかなりの額、かなりの大物を摘発していた話を披露。「お着物とか帯を扱ってる会社に行くと、祖母も母も(着物)を着ていたから、そんなはずがないでしょっていうのが見破れたり、結構推理力でいけたことがあって笑 母の推理小説とか、家中にミステリーがあふれてたんで。だから、経理の人って言ってるけど"そんな爪が長くて電卓打てるのかな"と。案の定打てない。あるいは、利き腕で電卓を打つ人は、本来右手でペンを持ってるから利き手じゃない方で打たなきゃいけないとか。絶対天職で、一生続けると思ってた」と母親譲りの推理力で活躍していた国税調査官時代を振り返りました。
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「サワコの朝」はインタビューの達人・阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組です。MBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分から放送中。ゲストの心に残る音楽と秘蔵トークをお楽しみに!

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